2023/1/17
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いつかの１冊は
【絶筆】
#石原慎太郎 最後の作品
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芥川賞作家であり、
政治家であり、
私が勝手にイメージしていた
石原慎太郎さんからは
程遠いm(__)mイメージの短編集。
まぁ、独特の頑固さも多少は感じるのだけど・・・とてもピュア。
余命を宣告されてからの執筆。
こよなく裕次郎を愛し、
信頼で結ばれていた兄弟。
裕次郎ありきで書かれた『太陽の季節』を知る私にとって、このピュアさは驚きの連続でした。
私小説的でもあり、そうでないものもあり、
ですが、間違いなく慎太郎さんが書いた本であることは、そこかしこに醸し出されていると思いました。