依頼人は嘘をつく ―― 99.9―刑事専門弁護士― 第2話 | 松本潤を言葉で     〈 嵐 〉
チャプタ打ちしながら班目所長との絡みに注目してることに気付く。もしかして私得なドラマ。


深山
「いただきマングース」

この時の顔(笑)

こう言うと誤解を呼びそうだけど、松本潤ってちょっとこの手の「ちょっと変だよ何よ今の」って言いたくなる表情得意だよね。変だと言われることを恐れてない顔とでもいうのかな。いっそ言ってくれって顔っていうのかな。思い出すのは嵐ちゃんシェアハウスに武井咲ちゃんが来て、ニノが咲ちゃんの言い方の真似、松本潤が「んふー」ってやってた時の。で、ニノに変態だかなんだか言われて笑ってるの。


脂身の多いローストビーフにアイオリソースってよけい油多くなるけど脂には油ってことなのか?

所長の後ろから歩いてくるところの顔が牛の哀しみへの共感(笑)


タイトルが出るところのナレーション、ちょっとLaw & Orderシリーズっぽいんだね。



佐田に同乗を拒否されて「ん?」の顔から「そうですか」の顔。
ここ好き。

打っても響かない感じ。


名刺を面会室のガラス窓に置いたままにしないのはなぜなのかな。

単なる節約なのかな。


佐田
「ちょっと来なさい」

深山
「ちょっと行ってきます」

ここも好き。視線が山下にしかいってない。


ドアに自分の額を打ちつけて流血。手に付いた血を見て卒倒。

ここいいよね~(笑)大好き。

口でいくらでも説明できることを行動に移しちゃって、口頭じゃひき起こせないドン引きで佐田の反論封じ込め。自分のペースにのせちゃう。でも卒倒(笑)

計算かと思いきやもっと反射的なんだ。

佐田が去って自分の質問の番が来てやっと名刺を置く。

そこでさっきは佐田ターンだとわかってたことを知る。だから置かなかったのか。
読めてる感じがまさに深山。


ドラマの中のことなのに明石に心の底からお疲れさまをお伝えしたい。奇抜な行動、ぎっちりのノート。

藤野と戸川も自分のペースに合わせさせて当り前。

周りとの距離感がおかしい。

2.5次元の世界の人間と思ってるみたい。

ホワイトボードに向かう姿もツボ。

アメの口の中でのまわし方もツボ。



トウカイテイオーと遊んでる深山。おやつにつられて首を左右に振ってるトウカイテイオーめちゃめちゃ可愛いんですけどね。

よく見るとお前の首の方がつられて動いてないか?っていう深山が可愛すぎでね!


佐田の家へ土曜朝に押し掛けたわりにはふんわりしてたり殺害現場で画面効果バリバリで考え時間とったわりに「納得いかないねえ」止まりだったり、終始ふわふわ。

つかみどころがない。

こっちも巻き込まれる。

立花のそこまで巻き込まれてくれるかっていうつくし具合には負けるけど。


深山
「んなわけないでしょ。聞き込みですよ。」

ここの意地の悪さ。

飄々としたつかみどころのない弁護士、しかし根底には正義を追及するヒーロー魂!!―とはいかないすかし具合。

見てて私もニヤニヤ。

正義?たしかに正義ではあるけど誰かの気持ちに寄り添った、あの人を救いたいってのとは違う、「事実を正しい位置へ」っていう理路整然とした正義感。


でも山下が暴行された女性の婚約者だってわかった時だけ目の色が変わった。


深山
「点が線になっていきますねー」

佐田
「この事実を明らかにしても依頼人の利益にならないからです」

深山
「それには興味ないって言ってるじゃないですか」


この顔ね。

楽しそうに事実に近付いていってる。過去の暴行事件、自殺、もしかしたらその復讐。推理小説に出てきたとしても読者がとりたてて気を留めることもなく、「悲惨だけど目新しくはない悲しい過去パターンその1」として認識してしまう時みたい。今その話を目の前にしてるのに。感情の細かい動きを諦めてるみたい。

対して佐田が朝霧に湯呑を投げつけられたシーンでは自分にもその重さ痛さが伝わってくるみたい。大概のことは大人の対応ですませられる佐田からわきあがってくる感情が画面いっぱいに広がってくる。この差別化が面白い。


ホームレスの人達との会話。ありがちなシーン。上からじゃなく中に入って知りたいことを探っていく。
でもやっぱり違うんですよね。サービストークがない。訊きたいことしか訊いてない。笑って頷いてても「余計な話はおいといて」な顔。



明石・藤野の携帯ケーストーク。面白い人は面白い人とかけあってやっぱり面白いっていう。戸川の佐田への話し方の、明石藤野トークをひきずらないメリハリ。いいなあ。


野外キッチン。

相変わらず事件と料理。自分のやりたいこと。

泊まり込んだ二日間、何話してたんだ。さすがに事件のことだけじゃ間がもたないだろう。よっぽどの聞き上手でひたすら話を流し聞きしてたのか。ちゃんと聞いてますって顔できたんだろうか。いっそ料理トークか。半纏貸してもらってるから可愛がられてる様子。

深山
「丹下さん」

「違う違う」

(笑)

二回目の「お金さん」がやたら好きです(笑)

佐田さんウケ過ぎ。


佐田と分かれて事件にあたることに。

ここいいね~!

やっぱりバディなんだね相棒なんだね。

違う方向から詰め寄って退路を断って追いつめる。


ガソリンスタンド。アメの舐め方がいい。

諧謔精神で余裕。


商店街の「前に来た」は1度しか映像にはなってないけどその7回が見える。

絶対深くは求めない。

また来ますねって軽く言って、気にしないでとでもいうようにさらっと立ち去る。
でもまた来てまた来てまた来て、しかもそのテンションは変わらずにっこり笑って「こんなに来てるのにダメなんですか」とも言わず。打っても打っても向かってくるボクサーみたいに、打ってる方がだんだん恐怖を感じるくらいに。「もう終わらせてしまいたい」と相手が思うように。

そして最後の一打は明石にやらせるってそんな(笑)


深山
「あなたと木内さんは昔から知り合いでした」

ここの表情の変わり方。声の変わり方。


最後の山下との対面。

「聞きたいこと」以外は目を伏せてる。

苦しい言い訳を聞いてる時みたい。


山下にお礼を言われてからの沈黙と後ろ姿、なんとも言えない気持ちになるシーンだった。

なにか言うかと思った。キツイこと。チクリと山下を刺すこと。

HOUSE M.D.ってドラマが大好きで全話見てました。そのドラマのフレーズ「Everbody lies(人は嘘をつく)」

医師が患者やその家族に病歴生活スタイルすべて話せと言っても、隠す、嘘をつく。そのつもりがなくても勘違いで認識してる、端折る。99.9の場合「依頼人は嘘をつく」でしょうか。

深山たちは復讐劇の片棒を担がされて、あまつさえそれを無罪に導かせられようとしていた。

なんか言う?と思ったら深山はやりすごしてしまった。

二度、言うかと思ったけど言わなかった。

依頼人が頼り、弁護士が救う。

そんな関係元からなかったじゃないかと感情を押し込めたように見えた。


風間くんのこれまでの役柄も影響して、「ありがとうございました」や深々とした礼、意味ありげに見えるんですね。

正当防衛とはならなかったけど、第二の犯人をあぶり出せたことで想定外の殺人未遂罪でもよしとした。被害者を誘導したように深山達も操ろうとしたけど思わぬ方向へいった。

狩猟犬がくわえてきた、狙いじゃなかった獲物を手にして「これもアリだな」って。

ビジネスライクに徹することも同情的に寄り添うこともない、緊迫感を失わせる深山の茶目っ気。そこに苛立ちと、自分の意図を見透かされてるような不安感を覚えてたのかもと思う。

タヌキとキツネ。


初見ではそこまで考えず、ありがちで穴が多いから事件の真相練ってほしいと思ってた程度。二度目で私の好みを好きに走らせたらどんどん楽しくなってしまいました。

でもそう考えるとすごく面白い。深山と山下の静かな最後の接見を、お互いに牽制し合った別れの場と思って見ると。

作り手の意図するところなのかどうなのか知らないけど、ドラマとしての面白味がどんどん大きくなっていくシーンでした。

そして何より、すべてを見越して、いや見通せてない部分もとりあえず賽を投げちゃえってスタートさせた班目所長ですよね。

班目
「後ろに投げても前に進んだでしょ?」

いい台詞。

佐田の「依頼人の利益」と深山の「事実」のうまい落としどころを見つけたストーリーでした。

これ、想像以上に深読みドンと来いドラマかもしれない。

小ネタの遊びを見つける楽しみもあるけど、深山のつかみどころのなさに振り回されるのが楽しい。
最後にこれまでの事件で鬱屈してたものが噴き出すシーンがあったらいいなあとか妄想広がってニヤニヤしちゃう。

ああ生活が振り回されてる!!