昨日、あめが降って一日退屈だった。
そしてまた、「星の王子様」を読んで、泣いたりしていた、ばかな私。
星の王子さまを、はじめてきちんと読んだのは、高校生の時だった。
その時、まさに大人と子供のハザマで立ち往生していた私に、
この物語は、ひとつの方向性を指し示してくれた、
人生において最も重要な小説のひとつだ。
私は、この物語の分かる人と知り合いたいと、ずっと思っている。
私が特に好きなのは、きつねと王子さまが出会う場面。
友達を持つ、ということがどういうことなのか、ここに示唆されている。
たとえ親しい人と別れる時がきて、さびしくなろうとも、
その人にまつわる思い出があれば、人は生きてゆける、ということがここに書かれている。
ここをぜひ、読み取ってほしい、と思う。