京都紅葉ファンタジー | く京都客人 東  斎

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音楽・芸術・ファッションをつづるブログ。

音楽は、天使の贈り物。

芸術・ファッションは、人生のスパイス。

この言葉が大好きです。

ー 生き方 は ファッション ー

with 感性センシティブな 皆さんと・・・

MOMIJI IN KYOTO




2014年・京都紅葉情報
 
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/momiji/

ぜひ、今年の思い出に お越しやす。




花も枯れ もみぢも散らぬ 山里は 
 さびしさをまた 訪(と)ふ人もがな
(西行・山家集)



秋の花も枯れ、紅葉も散ってしまった山里は寂しい風情になった。美しかったあの時のように、この寂しさにも趣があると愛でる、訪れる人があって欲しいものだ。」


■閑寂な風景の中での美の存在、山水に見る絶対の境地こそ、
 西行の日本的感性の描写です。



・・・・・

風吹けば 落つるもみじ葉 水きよみ 
散らぬ影さへ 底に見えつつ
(躬恒・古今集)

「風が吹き紅葉が散る。枝に残っている紅葉は透きとおる水底にあるように見える」


■紅葉がひらひらと散るさまと、まだ枝に残る紅葉が水底に映るさまは、映像が浮かぶような鮮やかな描写です。



注釈-「・・・」 感想-■ は、私感で記しています。

感性豊かな読者の方々は、
個々の私感で詠んで頂ければと思います。


・・・・・

【 散る美学 】

ああ・・・日本に生まれて良かった。

四季ある日本。四季の美しさ。

 
多くの歌人がその感性を奮い立たせた風景の美しさ。


もみじの散り去る様は、春の桜とともに、
室町時代の文化に、生け花や芸能の世界で一瞬の美しさを賞(め)でる

【 散る美学 】
の誕生を見、
《 粋(いき)》という、
日本の特異な文化志向を生み出すのである。


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西行

藤原鎌足を祖先に持つ家系に生まれる。
北面の武士として院直属の精鋭部隊に所属。
自身、官位を持つ武士で、
平清盛とエリートコースを競う間柄。


武士の実力は一流で、「流鏑馬(やぶさめ)
の達人、
「蹴鞠(けまり)
」の名手でもあった。

歌を良く詠んでいた西行の名は、
文武両道にて政界の中央まで聞こえていた。


しかし、西行は将来を約束されている「北面」、官位というエリート・コースを捨て、22歳の若さで出家。全てを捨て、全国行脚をする聖となり、歌人、仏道者として一生を捧ぐ。


500年後、俳聖、松尾芭蕉が登場するが、
彼もまた、武士を捨て、俳人として全国行脚の道を選ぶ。


芭蕉にとって西行は、敬慕の師である。
深川の自宅である芭蕉庵を売り払い、路銀に換えて
『奥の細道』の旅に出る。
ご存知のように西行の行脚の道を確かめるように・・・。




・・・・・

蛇足

今年の紅葉散策行かれましたか。
行かれた読者の方は、
昨年の感慨と、
また違った趣で観られた事と思います。

ご多忙だった読者の方は、
一服の
 MOMIJI IN KYOTO 
をご覧下さい。

今年は、今年。

色々有った事・・・。
嬉しかった事。楽しかった事。
悲しかった事。寂しかった事。

紅葉の散るさまを観る時、
桜花を観る時と違い、その感無量は頭の中で交錯する。

毎年、紅葉を観て、その年、その年で、
感激の想いが違うように感じるのは
私だけであろうか。


厳しい冬の寒さに向かう前の、
唯一の,
ひと時の賞翫(しょうがん)なのでしょうか。

“片道切符の人生行” を大事にしたい。



・・・・・
西行
は、
どのような想いで全てを捨て、
聖となり、歌人、仏道者となったのだろう。


桜の頃だけでなく、
冬の吉野山の
西行庵
も訪ねてみようと思う。



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 (東斎プロフィールより)

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