3月5日(火)




第5回目になりました十八世中村勘三郎さん十三回忌追善企画「勘三郎さんの名古屋グルメ」はちょっと変化球で「手羽先」です!✴️





30年くらい前の話になりますが、ちょうどその頃「名古屋めし」という言葉はありませんでしたが、「手羽先」論争があって「風来坊」が好きか「山ちゃん」が好きかと言う戦いがちょっとブームになっていました





名古屋の音楽関係のプロモーター「サンデーフォーク」という会社がコンサートの打ち上げに「山ちゃん」を使っていて、ミュージシャンは「山ちゃん」の手羽先をよく食べていました





一方、演劇関係の出演者で脇役を勤めている若者達は何故か「風来坊」へ行ってお酒を飲む事が多かったのですが、それがどうした訳か名古屋の手羽先が名物のような流れになっていました














「風来坊」の手羽先















「山ちゃん」の手羽先





勘三郎さんという人は、なかなか世の中の流れに敏感な人で、きっとお弟子さん達がそんな話をしていたのを耳にしたのか「西澤さん、手羽先というモノを食べてみたいんだけど、連れて行ってくれない?」と言い出しました!✴️




僕はどちらかと言うと「風来坊」の手羽先の方が好きだったので「風来坊」へ連れて行ったのですが、その場では美味しいと言いながら食べてはいましたけれど、その後二度と「手羽先を食べたい!」とは言いませんでした!✨




勘三郎さんはとっても解りやすい人で、気に入ると次の日にでも「また行こう」と言うのですが、二度と行きたがらなかったという事は口に合わなかったんでしょうねぇ~☺️




話の端端から察すると、どうやら骨を出すのが面倒臭かったようです!




面白い人でしたねぇ~😃