6月20日(日)





十八代中村勘三郎さんという人はたいへん記憶力のいい人で、1度会った人とか話した事のある人とか1度行ったことのある店とかはほとんど覚えている人でした





東京の店はもちろん、名古屋の店でも大阪の店でも京都の店でも1度行ったことがあると、次からは普通に行けちゃうような物覚えがいいというか勘のいい人でしたねぇ~





携帯電話がまだ普及していない頃は、店の電話か公衆電話から電話をかけなければならなかったのですが、携帯電話と違って電話番号のメモリー機能も無かったので、「〇〇に電話してみようよ!!」と言い出すと自分でダイヤルしなければなりませんでした





そんな時でも勘三郎さんはすらすらと番号を言ってダイヤルしていました





勘三郎さんは、自分の生活に必要なほとんどの電話番号を記憶していたんです!!




すごいでしょ?





驚くでしょ?





ある時、CAPONEじゃない店で一緒に飲んでいて勘三郎さんが「CAPONEに誰か知り合いが来てるかもしれないから、ちょっと電話してみてよ!」と言い出して……




「クロイクゴイゴだよ!!」




「961の9515ね!!




すらすら電話番号を言ってCAPONEへ電話をかけさせているのを聞いて笑ってしまいました





「そうやって覚えるんだぁ……」と笑いながらも感心した事を覚えています




勘三郎さんは何をやっても愛嬌のある人でしたねぇ…………