3月4日(金)





回転しないお寿司屋さんでカウンターに座り、職人さんに握ってもらったお寿司を食べる時に 素手でお寿司を摘んで食べるのが正式な食べ方だという通ぶった人達がよくいらっしゃいますが、僕はかなり以前からそれがどうも納得出来ずにいました





その食べ方は食事の作法として、いかにも非文化的で美しく無くて 特に上品で綺麗な女性が着物やドレスで着飾っているのに、素手で食べ物を摘むというのはどうも納得いかなかったのです





それが池波正太郎さんの本を読んでいて すごく納得出来る答えが見つかりました





池波正太郎さんがおっしゃるには「寿司は江戸時代には簡易に作ったものを屋台で持ち運び往来で食べさせた物で、いわゆるファーストフードのような感じだったので、箸も出さずに手で食べさせたそうなんですが、後になってちゃんとした店を構えているところではきちんと箸を出して箸で食べていた」との事でした





納得ですよねぇ





ですから、今のお寿司屋さんはちゃんと店があり どちらかと言えば高級店になりますから やはり箸で食べるのが正しいと僕は思います





あくまでも、池波正太郎さんと僕の感性ですから「違う!」とおっしゃる人が居るかもしれませんが、長年飲食業に携わっていて やはり作法や所作は美しい方がいいと思うので おつまみは箸を使って食べお寿司は素手で食べるなんていうせせこましい事はせずに、僕はこれまでもそうだったように これからもお寿司は箸を使っていただきます