8月7日(水)





先日、テレビ番組『徹子の部屋』に坂東三津五郎さんが出演していらっしゃいました





三津五郎さんは中村勘三郎さんと同い年で小さな頃から舞台も遊びも一緒だっただけに、『徹子の部屋』での話題もどうしても勘三郎さんの話題になってしまっていました





そんな中で2人で何回も踊った『棒しばり』という演目の話をしていましたが、僕も勘三郎さんと三津五郎さんの踊る『棒しばり』が最も素晴らしいと思っていました





先日の番組で三津五郎さんは「若い頃はこれでもかというくらい力一杯がむしゃらに踊っていたけれど、歳と舞台を重ねるうちに ある日ふと力が抜けてサラッと踊れるようになった」というような意味の事をおっしゃっていましたが、まさに「踊れるようになった」というその日に僕はちょうど『棒しばり』を観ていて、終演後勘三郎さんの楽屋を訪ねた時に「やっと『棒しばり』が踊れた気がする  今日踊り終わって寿(三津五郎さん)と抱き合って喜んだよ!」と言って大喜びしていた勘三郎さんを今でも覚えています





2人とも踊りは飛び抜けて上手いし、表現力はあるし、表情も豊かで面白いし、何と言っても2人とも大酒飲みなので 酔っ払っていく様子が本当に上手くて滑稽なんです





テレビで三津五郎さんも「やっと極めた『棒しばり』を新しい歌舞伎座でも何回も勘三郎さんと踊れると思って楽しみにしていたのに……」とおっしゃっていましたが、こちらとしてもこの2人の役者が極めた素晴らしい踊りを何回も観られると楽しみにしていたのに……





です