7月7日(日)





ジョン・レノンと並んで吉田拓郎というアーティストが大好きで 僕の人生には多大な影響を与え続けてくれています





高校1年生の頃出会ってからずっと僕の心の中のどこかにいつも居て、何かある度に新しいメッセージをくれたりする大切な兄貴です




桑名正博さんが亡くなった時も、中村勘三郎さんが亡くなった時にもちゃんとメッセージをくれました







1978年に発表された『外は白い雪の夜』という曲も 今でも聴く度に新しい感覚で訴えてくるものがあります







☆『外は白い雪の夜』



大事な話が君にあるんだ


本など読まずに今聞いてくれ


ぼくたち何年つきあったろうか


最初に出逢った場所もここだね


感のするどい君だから


何を話すか わかっているね


傷つけあって生きるより

なぐさめあって 別れよう

だから Bye-bye Love


外は白い雪の夜


Bye-bye Love


外は白い雪の夜





あなたが電話でこの店の名を


教えた時からわかっていたの


今夜で別れと知っていながら


シャワーを浴びたの哀しいでしょう


サヨナラの文字を作るのに

煙草何本並べればいい


せめて最後の一本を


あなた吸うまで 居させてね


だけど Bye-bye Love


外は白い雪の夜


Bye-bye Love


外は白い雪の夜





客さえまばらなテーブルの椅子


昔はあんなににぎわったのに


ぼくたち知らない人から見れば


仲のいい恋人みたいじゃないか


女はいつでも ふた通りさ

男を縛る強い女と


男にすがる弱虫と


君は両方だったよね


だけど Bye-bye Love


外は白い雪の夜


Bye-bye Love


外は白い雪の夜





あなたの瞳に私が映る


涙で汚れてひどい顔でしょう


最後の最後の化粧するから

私を綺麗な想い出にして

席を立つのはあなたから

後姿を見たいから


いつもあなたの影を踏み

歩いた癖が 直らない


だけど Bye-bye Love


外は白い雪の夜


Bye-bye Love


外は白い雪の夜


Bye-bye Love


そして誰もいなくなった

Bye-bye Love


そして誰もいなくなった







人と人の付き合いには嬉しい出逢いがあれば哀しい別れもあります





それを逃げたりせずに 辛くて哀しくてやりきれなくても 面と向かって正面から受け入れなければ、ひとつの区切りも付けられないし前に向かって進むことも出来ません





そういう辛く苦しい場面でも その人に対面して情愛や優しさや憎しみなどを全部受け止める事が相手に対する礼儀だし、自分が生きている証だと思います





ところが、今の人は傷つくのも哀しいのも辛いのも すべて避けて逃げてしまい、別れを告げるのも逢って顔を見て自分の心を曝け出す事はせず メール1本で済ませてしまうみたいです




なんだか情緒や温かみのない希薄な人間関係で 大人に成りきれない人ばかり増えて味わいのない世の中になって来たような気がします





恋愛関係がこじれた末のストーカー事件とか暴力事件とか殺人事件が多いのも そういう人が増えて来ているからでは……





辛く哀しくて 苦しく切ない涙も枯れてしまうような経験をするのは誰でも嫌な事です





嫌な事ですが、それをまともに受け入れ乗り越えた人間がより充実した味わい深い人生が送れるんだと教えてくれているのだと思います





辛く哀しく切なくやりきれない想いも 時が過ぎればとびきり美しいダイヤモンドになるんだと……