9月26日(月)  




昨日 大阪の新歌舞伎座へ中村勘三郎さんの復帰の舞台を観に行って来ました。    






久しぶりに1ヶ月公演に出演する勘三郎さんだったので 千秋楽前の昨日はかなり疲労もたまっていてたいへんだろうなと 少し不安な気持ちで新歌舞伎座へ着きました。    







劇場の受付で奥様の好江さん、勘太郎さんの奥様の愛さん、番頭の石坂さんとも久しぶりにお会いして 復帰までの話や今の状況などをお聞きしたり 勘太郎さんの息子さんの『七緒八(なおや)』くんの写真をたくさんたくさん見せられ、お孫さん自慢をたっぷり聞かせていただいたりしたので、不安な気持ちが少し和らいでお芝居を観ることが出来ました。






昼の部の『人情噺 文七元結(にんじょうばなし ぶんしちもっとい)』を観たら、まるでブランクを感じさせない しっかりした演技で安心したのですが、夜の部の『お祭り』は いつもに比べてすこーし躍動感が無く、最後に花道を引っ込む時にすごく汗をかいていたので あぁ…やっぱり万全の体調では無いのかなぁ…? と思ってしまいました。






『お祭り』が終わったあと楽屋を訪ねたら いつも元気で豪快な勘三郎さんが「西澤さん、ありがとう。 さすがに今月はちょっと疲れたよ……」なんて弱音を言うので驚きました。   







が、逆に「この人はやっぱりすごいなぁ…」と思ったのは そんな状況でもあれだけ人を引き付け魅了するような演技が出来るという事でした。   






それは今日のテレビの『徹子の部屋』でお姉様の波乃久里子さんが話していらっしゃいましたが、休演している時も庭の掃除をしながら ウォーキングをしながら 絶えず芝居の台詞を練習しているという役者としてのプロ意識の高さの為せる業だと思います。







小さい時からずぅーっとやり続けてきたキャリアにあぐらをかいて安心せず、いつも前向きに努力を怠らないからこそ どんな時にも人に感動を与える仕事が出来るんだという事をあらためて教えてもらえました。 






バーテンダーでもシェフでもどんな仕事でも同じだと思いますよ。