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4月5日(月)


この前 カクテルの話をした時に『ネグローニ』という名前を挙げたと思いますが、このカクテル簡単に出来るようで なかなか美味しく作る店がありません。

カクテルの誕生した由来は、イタリアのフィレンツェのレストラン『カソーニ』で常連客のネグローニ伯爵が飲んでいたのを、そこのレストランのバーテンダーがカクテルとして発表したとの事です。

レシピはジン、スゥイートベルモット、カンパリを同量混ぜてロックスタイルで出すのですが、これがなかなか美味しく出来ないんですね。
まずはお酒の銘柄によってすごく味が変わります。
次に水っぽい氷では、水が溶けだし味にキレが出ません。
あとは最後に入れるのがオレンジスライスなのか、オレンジピールなのかでかなり味が変わります。

カポネのネグローニにはもう一つ秘密があります。 カンパリのかわりにマルティニビターズというお酒を使います。
こちらの方がコクがあり深みもあるので、より美味しくなるからです。

品があり素敵なお客様に似合うカクテルですから、バーテンダーの皆さん 頑張って美味しいネグローニを作れるようにちゃんと研究して下さいね。