さっそく、前回提出した課題シナリオをあげます(*^_^*)
テーマ「時計」
タイトル『マリー・アントワネット』
人物
柊誠人(18)高校生
神宮司幸太郎(39)発明家
○街・全景(朝)
郊外の小さな街。所々に緑がある。快晴の空に照りつける日差し。
○柊家・道場・外観(朝)
古い木造の門。柊剣術道場の看板。
○同・誠人の部屋・中(朝)
散らかった部屋。飾ってある賞状とトロフィー。首を振って回る扇風機。ベッドで柊誠 人(18)が寝ている。枕元には目覚まし時計。時刻が7時59分から8時にかわる。け たたましい音を鳴る時計。寝ぼけ眼で起き上がる柊。目覚ましを止めて、ボタンをオフ にする。もう一度寝ようとする柊。と、机の上の携帯が鳴りだす。無視をしてベッドに 横になる。しばらくして切れる電話。今度はリビングの電話が鳴る音がする。音が止 む。
母親の声「(大きな声で)誠人ー、電話よー」
○同・リビング・中(朝)
不機嫌そうな顔で受話器を持つ柊。
柊「はい」
神宮寺の声「(早口でまくしたてるように)おう俺だ。おまえ今すぐうちに来い。いいか?今すぐだぞ」
ガチャっと切れてしまう電話。怪訝な顔で受話器を見つめる柊。
○神宮司家・外観(朝)
木造の平屋一戸建て。柊が到着し門扉を開いて入っていく。
○同・リビング(朝)
和洋折衷の作りになっている部屋。壁一面には様々なアンティークの掛け時計。壁際の ガラスショーケースには高そうな懐中時計や腕時計が並んでいる。柊、部屋の時計を見 渡しながら
柊「神さーん?おーい、いねーの?んだよ、自分で呼びつけたくせに」
ぶつぶつ言いながらテーブルの椅子に腰かける柊。と、壁の時計が一斉に鳴りだす。
柊「お、おわぁあぁぁ!」
驚いて椅子ごとひっくり返る柊。ひっくり返った先に神宮司幸太郎(39)の首から上が 床から生えている。仰天して立ち上がる柊。
柊「おわぁあぁぁあぁぁ!」
神宮司「おう、来たか。何やってんだ?」
にっこりと笑う神宮司。よく見ると床が扉のように開いて地下に続く梯子になってい る。目を丸くする柊。
○同・地下研究室・中(朝)
地下室には、数台のコンピューターや何に使うのかわからないような機械でごった返し ている。ものをどかしてスペースを作る神宮司。物珍しそうな顔で室内を見渡す柊。神 宮司がスーツケースを持ってくる。
柊「なんだよその荷物。どっか行くの?」
神宮司「何言ってる、お前も行くんだ。だから呼んだんだろうが」
ニヤリとしてスーツケースを開く神宮司。中にはたくさんのスイッチやメーターのつい た複雑な機械。蓋の内側からはモニターとキーボードが飛び出してくる。唖然とする 柊。
神宮司「お前には、これから起こることの証人になってもらうぞ」
カチッとスイッチを押す神宮司。軽快にキーボードを叩くと端からスイッチのレバーを オンにしていく。メーターが動く。ブーンという重低音とともに、周囲に稲妻が走る。
神宮司「ほらこっちだ」
稲妻にビビる柊の手を神宮司が引く。光が大きくなる。腕をかざして眼をふさぐ柊。ま ぶしい光で辺りが包まれる。
○L・A・メイヤー美術館・ロビー(夜)
静まり返った美術館。高い天井に豪華な装飾で飾り付けられた館内。すべての明かりが 消えている。稲妻の光と轟音。宙に投げ出される柊とスーツケースを持った神宮司。神 宮司はうまく着地するが、柊は赤い絨毯の上に転がる。
柊「ってぇ…なにがどーなって…どこだよここ…」
神宮司「一九八三年のL・A・メイヤー美術館だ」
柊「美術館?なんでそんなとこに…って、んん?!一九八三年?!」
目を見開いて驚く柊。神宮司が受付のカウンターから英字の新聞を持ってきて柊に見せ る。日付は一九八三年四月十六日。自分のほっぺたを抓る柊。
柊「…いてぇ…」
○同・展示室(夜)
暗い館内を歩く神宮司と柊。ショーケースには、書物や民族衣装、鎧や武具など古い展 示物が所狭しと並べられている。まじまじと見て回る柊。
柊「なぁ神さん。なんで美術館なの?」
神宮司「ふふ、かの有名な天才時計職人アブラアン・ルイ・ブレゲの最後の傑作を知っているか?」
柊「はぁ?」
得意げな笑みを浮かべて、子供のように目を輝かせる神宮司。首を傾げる柊。
神宮司「もうすぐ御目にかかれる。コレクターとしてこんなに喜ばしいことはない!」
興奮してだんだんと声が大きくなる神宮司。柊の質問も忘れて饒舌に語り始める。
神宮司「(独り言のように)時計の歴史を二〇〇年飛躍させたといわれるブレゲの、その技術の粋を集結させた生涯最後の最高傑作。一九八三年の四月十六日に盗まれて以来現在も行方不明となっている幻の…」
はっとして言葉が止まる神宮司。首を傾げる柊に
神宮司「誠人、さっきの新聞の日付…」
柊が新聞を取り出して確認する。
柊「四月十六日だけど…」
と、奥の展示室からガシャーンとガラスの割れる音が響き渡る。同時に走り出す神宮 司。慌てて神宮司を追いかける柊。
柊「ちょっ…神さん!?」
○同・展示室2(夜)
顔を隠した黒ずくめの男が、鞄にショーケースの懐中時計を詰め込んでいる。そこに駆 けつける神宮司と柊。二人に気がついて逃げ出す男。
神宮司「貴様俺の時計たちに何をするー!返せー」
柊「いや、神さんそれ間違ってるって」
懐から拳銃を取り出す男。神宮司に向けて発砲する。
柊「危ない!」
柊が横っ飛びで神宮司を突き飛ばす。弾が神宮司のスーツケースに当たる。ショーケー スの陰に隠れる柊と神宮司。数発発砲してくる男。ショーケースが砕け散る。息を潜め る柊と神宮司。柊が目の前の展示物に気がつく。盾と槍を持った西洋の鎧。槍の柄が拳 銃の弾で半分折れている。
柊「神さん…」
神宮司「あ?」
警戒している男。その前に神宮司が姿をだす。手には盾。反応して発砲する男。弾が盾 にはじかれる。ビビって身を縮める神宮司。驚いて一瞬動きが止まる男。その隙をつい て柊が飛び出す。手には折れた槍の柄。慌てた男が拳銃を柊に向けるが、一瞬早く柊の 振り下ろした棒が拳銃をはじき飛ばす。その場に尻もちをつく男。棒を首元に突き付け る柊。
柊「観念しろ、時計泥棒」
○同・ロビー(夜)
男が逃げ出さないように見張っている柊。男の鞄から懐中時計を取り出す神宮司。飾り の模様をあしらったゴールドのケースに、クリスタルの文字盤。透けた文字盤からは中 の複雑な機構を見ることができる。
神宮司「こいつだ…なんと素晴らしい…」
輝く時計をうっとりと見つめる神宮司。興味なさそうな柊。と、神宮司のスーツケース の拳銃の弾が当たったところに電気が走ったのに気がつく。
柊「神さん!それ」
瞬間稲妻が走りスーツケースから眩しい光が溢れ出す。辺りを包みこむ光。
○山の中
倒れている神宮司、柊、男の三人。傍にスーツケースと時計の入った鞄が落ちている。 柊が気がつく。起き上がって辺りを見渡す。
柊「ってぇ~…こ、ここは?」
眼下には町が見える。その中央にそびえ立っている日本風の城。目の前の光景に愕然と する柊。
柊「ま…マジかよ」
実話ベースのSFです。マリー・アントワネットは実際には2008年に見つかったらしいですね。
何ともいわくつきの面白い時計です(^◇^)
毎回20枚に収めるのに苦労して、詰め詰めの展開です(>_<)
もっときれいにまとめる技術をつけないとですね(*^_^*)
ではではDenDeでした!ばいばい(^◇^)
テーマ「時計」
タイトル『マリー・アントワネット』
人物
柊誠人(18)高校生
神宮司幸太郎(39)発明家
○街・全景(朝)
郊外の小さな街。所々に緑がある。快晴の空に照りつける日差し。
○柊家・道場・外観(朝)
古い木造の門。柊剣術道場の看板。
○同・誠人の部屋・中(朝)
散らかった部屋。飾ってある賞状とトロフィー。首を振って回る扇風機。ベッドで柊誠 人(18)が寝ている。枕元には目覚まし時計。時刻が7時59分から8時にかわる。け たたましい音を鳴る時計。寝ぼけ眼で起き上がる柊。目覚ましを止めて、ボタンをオフ にする。もう一度寝ようとする柊。と、机の上の携帯が鳴りだす。無視をしてベッドに 横になる。しばらくして切れる電話。今度はリビングの電話が鳴る音がする。音が止 む。
母親の声「(大きな声で)誠人ー、電話よー」
○同・リビング・中(朝)
不機嫌そうな顔で受話器を持つ柊。
柊「はい」
神宮寺の声「(早口でまくしたてるように)おう俺だ。おまえ今すぐうちに来い。いいか?今すぐだぞ」
ガチャっと切れてしまう電話。怪訝な顔で受話器を見つめる柊。
○神宮司家・外観(朝)
木造の平屋一戸建て。柊が到着し門扉を開いて入っていく。
○同・リビング(朝)
和洋折衷の作りになっている部屋。壁一面には様々なアンティークの掛け時計。壁際の ガラスショーケースには高そうな懐中時計や腕時計が並んでいる。柊、部屋の時計を見 渡しながら
柊「神さーん?おーい、いねーの?んだよ、自分で呼びつけたくせに」
ぶつぶつ言いながらテーブルの椅子に腰かける柊。と、壁の時計が一斉に鳴りだす。
柊「お、おわぁあぁぁ!」
驚いて椅子ごとひっくり返る柊。ひっくり返った先に神宮司幸太郎(39)の首から上が 床から生えている。仰天して立ち上がる柊。
柊「おわぁあぁぁあぁぁ!」
神宮司「おう、来たか。何やってんだ?」
にっこりと笑う神宮司。よく見ると床が扉のように開いて地下に続く梯子になってい る。目を丸くする柊。
○同・地下研究室・中(朝)
地下室には、数台のコンピューターや何に使うのかわからないような機械でごった返し ている。ものをどかしてスペースを作る神宮司。物珍しそうな顔で室内を見渡す柊。神 宮司がスーツケースを持ってくる。
柊「なんだよその荷物。どっか行くの?」
神宮司「何言ってる、お前も行くんだ。だから呼んだんだろうが」
ニヤリとしてスーツケースを開く神宮司。中にはたくさんのスイッチやメーターのつい た複雑な機械。蓋の内側からはモニターとキーボードが飛び出してくる。唖然とする 柊。
神宮司「お前には、これから起こることの証人になってもらうぞ」
カチッとスイッチを押す神宮司。軽快にキーボードを叩くと端からスイッチのレバーを オンにしていく。メーターが動く。ブーンという重低音とともに、周囲に稲妻が走る。
神宮司「ほらこっちだ」
稲妻にビビる柊の手を神宮司が引く。光が大きくなる。腕をかざして眼をふさぐ柊。ま ぶしい光で辺りが包まれる。
○L・A・メイヤー美術館・ロビー(夜)
静まり返った美術館。高い天井に豪華な装飾で飾り付けられた館内。すべての明かりが 消えている。稲妻の光と轟音。宙に投げ出される柊とスーツケースを持った神宮司。神 宮司はうまく着地するが、柊は赤い絨毯の上に転がる。
柊「ってぇ…なにがどーなって…どこだよここ…」
神宮司「一九八三年のL・A・メイヤー美術館だ」
柊「美術館?なんでそんなとこに…って、んん?!一九八三年?!」
目を見開いて驚く柊。神宮司が受付のカウンターから英字の新聞を持ってきて柊に見せ る。日付は一九八三年四月十六日。自分のほっぺたを抓る柊。
柊「…いてぇ…」
○同・展示室(夜)
暗い館内を歩く神宮司と柊。ショーケースには、書物や民族衣装、鎧や武具など古い展 示物が所狭しと並べられている。まじまじと見て回る柊。
柊「なぁ神さん。なんで美術館なの?」
神宮司「ふふ、かの有名な天才時計職人アブラアン・ルイ・ブレゲの最後の傑作を知っているか?」
柊「はぁ?」
得意げな笑みを浮かべて、子供のように目を輝かせる神宮司。首を傾げる柊。
神宮司「もうすぐ御目にかかれる。コレクターとしてこんなに喜ばしいことはない!」
興奮してだんだんと声が大きくなる神宮司。柊の質問も忘れて饒舌に語り始める。
神宮司「(独り言のように)時計の歴史を二〇〇年飛躍させたといわれるブレゲの、その技術の粋を集結させた生涯最後の最高傑作。一九八三年の四月十六日に盗まれて以来現在も行方不明となっている幻の…」
はっとして言葉が止まる神宮司。首を傾げる柊に
神宮司「誠人、さっきの新聞の日付…」
柊が新聞を取り出して確認する。
柊「四月十六日だけど…」
と、奥の展示室からガシャーンとガラスの割れる音が響き渡る。同時に走り出す神宮 司。慌てて神宮司を追いかける柊。
柊「ちょっ…神さん!?」
○同・展示室2(夜)
顔を隠した黒ずくめの男が、鞄にショーケースの懐中時計を詰め込んでいる。そこに駆 けつける神宮司と柊。二人に気がついて逃げ出す男。
神宮司「貴様俺の時計たちに何をするー!返せー」
柊「いや、神さんそれ間違ってるって」
懐から拳銃を取り出す男。神宮司に向けて発砲する。
柊「危ない!」
柊が横っ飛びで神宮司を突き飛ばす。弾が神宮司のスーツケースに当たる。ショーケー スの陰に隠れる柊と神宮司。数発発砲してくる男。ショーケースが砕け散る。息を潜め る柊と神宮司。柊が目の前の展示物に気がつく。盾と槍を持った西洋の鎧。槍の柄が拳 銃の弾で半分折れている。
柊「神さん…」
神宮司「あ?」
警戒している男。その前に神宮司が姿をだす。手には盾。反応して発砲する男。弾が盾 にはじかれる。ビビって身を縮める神宮司。驚いて一瞬動きが止まる男。その隙をつい て柊が飛び出す。手には折れた槍の柄。慌てた男が拳銃を柊に向けるが、一瞬早く柊の 振り下ろした棒が拳銃をはじき飛ばす。その場に尻もちをつく男。棒を首元に突き付け る柊。
柊「観念しろ、時計泥棒」
○同・ロビー(夜)
男が逃げ出さないように見張っている柊。男の鞄から懐中時計を取り出す神宮司。飾り の模様をあしらったゴールドのケースに、クリスタルの文字盤。透けた文字盤からは中 の複雑な機構を見ることができる。
神宮司「こいつだ…なんと素晴らしい…」
輝く時計をうっとりと見つめる神宮司。興味なさそうな柊。と、神宮司のスーツケース の拳銃の弾が当たったところに電気が走ったのに気がつく。
柊「神さん!それ」
瞬間稲妻が走りスーツケースから眩しい光が溢れ出す。辺りを包みこむ光。
○山の中
倒れている神宮司、柊、男の三人。傍にスーツケースと時計の入った鞄が落ちている。 柊が気がつく。起き上がって辺りを見渡す。
柊「ってぇ~…こ、ここは?」
眼下には町が見える。その中央にそびえ立っている日本風の城。目の前の光景に愕然と する柊。
柊「ま…マジかよ」
実話ベースのSFです。マリー・アントワネットは実際には2008年に見つかったらしいですね。
何ともいわくつきの面白い時計です(^◇^)
毎回20枚に収めるのに苦労して、詰め詰めの展開です(>_<)
もっときれいにまとめる技術をつけないとですね(*^_^*)
ではではDenDeでした!ばいばい(^◇^)