俺の地図

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会社と家族のお荷物にならぬようもがく中年オヤジの日々。

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私が東京でサラリーマンをしていた頃(平成元年~7年)はまだ、「モーレツ社員」が美徳とされていた。

モーレツ社員とは会社のために自分や家族を犠牲にしてまでがむしゃらに働く人のことで生活のほとんどが会社の為にあった。

今ではとても理解されないと思う。

だが当時は過労死など問題にされなかったように記憶している。職場も生き生きしていたし明るかった。完全休日など月に一日あるかないかだったが苦にならなかった。独身だったせいもあるかもしれない。モーレツに働けば出世が見えていたし、女子社員からも羨望の眼差しで見られていた。

社会も結構それを煽っていたように思う。栄養ドリンクなどが薬局やコンビニででバンバン売れていた。第一三共の「リゲイン」のキャッチコピーは「24時間働けますか?」だったし残業天国だった。

私は栄養剤派ではなく飲みに行く派だった。

残業の後はよく部下を連れて飲みに行ったし、休みの前は何軒も「ハシゴ」をしたものだった。

パソコンが普及するにつれ、集団(チーム)成し遂げる仕事が減っていった。

今は個人が責められ、生産性を求められ、孤独に黙々と仕事を押し付けれれているように思う。

仕事の後も辛さだけが残っている。