何かを手に入れるためには、何かを失わなければならない。
何かをするためには、何かを諦めなければならない。
選択するときには、機会費用が少なくてすむものを選ぶべき。
日本の6重苦(円高、高い法人税、自由貿易の遅れ、電力不足、CO2削減、厳しい労働規制)により企業の生産が海外で行われるようになる。
そうすると輸出が減り輸入が増える。
産業空洞化問題に伴い、長期的(2 017年)には経常赤字になる恐れがある。
そうすると国債を海外で買ってもらわなければなくなる。
日本はすでに世界最悪の債務国。
場合によってはギリシャのような債務危機に陥るかも。
ギリシャへの支援について
ユーロ各国とIMFが3か月ごとに13回、計1100億ユーロをギリシャに支援をする。
しかし、ギリシャ国民は連日デモを起こし、財政赤字は悪化し、GDP成長率の見通しもー4%に低下。
ドイツ国民を中心にホントに支援していいのかという声が出ている。
トロイカ(EU、ECB、IMF)が支援すべきかどうかを調査する。
ギリシャは国債の利回りが高くなりすぎて発行できない。
だから、デフォルト回避には支援が必要。
EFSFの機能拡充について
財政危機はギリシャだけではない。
ギリシャのように資金難に陥った国へ財政支援するため。
EUが各国から資金を集め、支援(融資)する仕組み。
1カ国でも反対すると、融資は実行できない。
ギリシャより大きい国が危機に陥ると金額が足りなくなるため、機能を拡充する。
2013年6月でEFSF機能が終了する予定。
EFSFはギリシャ危機直後に設立されたため、ギリシャのような小国向けのものだったため、このままではイタリア、スペインのような大国の危機は対応しきれない。
欧州の金融システムへの不安
基本的に、欧州銀はギリシャ国債を大量に保有している。
今や、ギリシャ国債の価値は額面の4割に。
すでに含み損。
イタリア、スペインに危機が広がればそちらの国債の価値も下がり、銀行が多額の損失を被る。
そうなれば、大幅に自己資本を損失する恐れがある。
ECBがドルを供給したりイタリア国債などを買って価格の低下を抑えている。
しかし、ECBがこんなことしていていいのだろうか。
万が一ギリシャがデフォルトした場合に、影響を波及させないために、準備をしている。
EFSFの機能拡充させPIIGSなどの国債を買うなどの支援をできる体制を作ったり、資本不足に陥った欧州銀に資本注入できる体制も作る。
そうすれば、ギリシャがデフォルトしても影響を最小限に抑えることができる。
これが準備の整ったデフォルト。
EUは、2013年6月までに準簿を整え、ギリシャはデフォルトさせない予定。
それ以降ならデフォルトさせるかも。
準備が整う前に一カ国でも支援しないという国が出ると、突然デフォルトしてしまうかも。
また、ギリシャが債務削減を出来ず、逆ギレしてデフォルトしてしまうかも。
こうなると、市場は大混乱するだろう。
このギリシャ危機の原因の一因は、政治の貧困にある。
解決策が見えているのに、リーダーシップの欠如で実行できない。
日本にとっても対岸の火事ではない。