昨日遠賀郡遠賀町のジャズカフェ「ドラム館」でありました、三島紀也カルテットのジャズライブのレポでございます。


昨日のわたくしの宣伝に三島さんの年齢を「72歳」と載せてしまいましたが、なんと「73歳」の誤りでございました。大変失礼いたしましたm(__)m

73歳にしてまだまだバリバリ元気でございまして、連日北九州近辺の各地で演奏活動を精力的に展開されているばかりか、定期的に、とても遠方にある、ご自分よりも20歳くらい若いプレイヤーにサックスを習いに行かれているという三島さんには本当に頭が下がります。


そんな三島さんのライブでありますが、バックのメンバーは今回とても強力でありまして、それぞれは顔馴染みでいろんなお仕事やライブで一緒になりますが、意外にもこの組み合わせで「ドラム館」に出演するのは初めて。

にもかかわらず、リハーサル全く無しでいきなり本番でありました。
まあ、全員三島さんとは何度も演奏していますから、問題はないのです(^_^;)


さて、セットリストでございますが、ピアノの久保田さんの記事から拝借させていただきます。




3/13(木)
遠賀【ドラム館】

三島紀也グループ

三島紀也(ts) 久保田浩(p) Yuki(b) 宮吉英彰(ds)

[1st Stage]
On The Sunny Side Of The Street (C, Swing)
The Preacher (F, Swing)
Love Letters (G, Bossa-Swing)
Misty (Eb, Ballad)
On A Slow Boat To China (Bb, Swing)

[2nd Stage]
All Of Me (C, Swing)
Side By Side (F, Swing)
Moonlight Serenade (F, Bossa)
I Left My Heart In San Francisco (Bb, Ballad)
Satin Doll (C, Swing)
Recado Bossa Nova (Gm, Bossa)

[Encore]
Danny Boy (Eb, Slow 8 - Rocka Ballad)
 



定番のスタンダード・ジャズばかりであります。

メンバーは北九州を代表するといっていい熟練のメンバーですが、決して攻めた演奏をしたわけでもありません。こういうメンバーでありますが、言ってみれば「普通」な演奏しかしていません。


しかし、ライブは最高だったと思います♪
これぞ「ジャズ」ではないかと感じるライブでありました。

お客様もとても楽しんでくださったようでありました。


三島さんは大ベテランでありますが、そのキャリアの中では決して難しくジャズを突き詰めてきたのではなく、大きな編成でのショー・ステージを数多くこなされ、近年になってジャムセッションや小さなライブハウスでの自由な演奏を楽しんでおられる方なのです。

つまり、40~50年代くらいのいわゆる「スウィング・ジャズ」の匂いのするプレイスタイルなのです。
それをバックの我々は十分感じ、味わいながらの演奏でありました。
「普通」な演奏しかしていませんが、本当に楽しかったんです♪
お客様にも、そういう古き良き楽しいジャズを感じて頂けたのではないかと思います。

自分個人的にも非常に充実感の高いステージとなりました。


このドラム館での三島さんのライブは、ピアノの久保田さんが中心にサポートする形でこれからも定期的に続いていくようですが、わたくしは残念ながら、レッスンの関係で毎回ご一緒することは出来ません。
しかし、タイミングが合えば是非またやらせて頂きたいと思っております。