本日歴史的タイトル戦
しかしキングも然る者。AWAタイトルを自身のベルトとして同化するや、さっさとカンサスWWAと、そしてダラスWCCWと、タイトルユニフィケーションを敢行。AWAタイトルをユニファイド・タイトルというタイトルに、衣替えしてしまう。ガニアはこれを認めずローラーからAWAタイトルを剥奪したが、ガニアに王座運営力はもはやなく、ローラーの王座は第三の世界王座としての外観を整えていく。
AWAからESPNを奪い、WCCWからスポータートリアムを奪い、USWFという新組織名を名乗り、AWAとワールドクラスとWWAの統一ベルトを、USWF世界タイトルと掲揚した。CWA王者ローラーのそのカリスマが、タイトル史的に、ひとつの頂点を見せた時間ではあった。
USWFは、例えばWCWに次ぐ組織として成功したかとなると、そうは言えなく、すぐに、実質的には終わっている。ダラスでTVを撮ってもメンフィスのミッドサウスコロシアムを満杯にしても、ローラーはローラー。ローラーは一人。一人カリスマは、ミッドサウスコロシアム以外の場所を同じように引っ張るには、分身が足りなかった。
メンフィスは、USWFタイトルも、ユニファイド・タイトルも、両方使うというやり方で、末期にはWWFの協力も得て、大NWA時代のローカルテリトリーの、最後の生き残りとなり、なんと97年まで、あのミッドサウスコロシアムでのショーを続けた。今のティーンのファンなどがどう感じるか知れないが、当時これは、驚くべきことだった。
他のテリトリーが死滅してから6年も、メンフィスは変わらずミッドサウスコロシアムで活動を続けた。どうにもここは潰れなかった。ミッドサウスコロシアムでは、ローラーはずっとキングで居続けた。そこはカルロス・コロンのアイランドではない。アメリカの真ん中だ。ローラーのカリスマ恐るべし。我々はずっとそれを目の当たりにしていた。
どうしても潰れないメンフィス。両メジャーともにジェフ・ジャレットを欲しがったが、ジェリー親父の会社が潰れないのだ。WCWはなんと、ジェリー親父をブッキングコミッティに招くことを検討し、ジャレット親子の取り崩しに掛かる。一方でWWFは、メンフィスのプロモーションごと買ってしまう手に出て、ようやくローラーとジャレットを獲得する。しかしその後も、ミッドサウスコロシアムでのショー自体は続いた。
ミッドサウスコロシアムでのショーが終わり、USWFもクローズして行くのは、ローラーの怪我が経緯だったのではなかったか。97年、ミッドサウスコロシアムでのローラー帝国は、やっと終わる。
あとは知るべし。RAWの名コメンテーターだ。今もカリスマだ。
ナッシュヴィルでのサザン王者を皮切りに、AWAサザン王者、CWA王者、AWA王者、ユニファイド王者、USWF王者。変わったところではデビュー間もなく、NWA世界Jr.王者も経験している。
パンチパンチパンチパンチ。アッパーカット。パンチパンチ。ドロップキック。アッパーカット。テネシーでは反則のパイルドライヴァー。そしてセカンドロープから飛び込むフィストドロップ。殴る蹴る。厳密に言えば反則ばかり。レスリングの力量が云々など、議場にも上らない。しかし魅力的なファイターだった。今も動きがキレる。これが、ミッドサウスを一人で引っ張っていたカリスマの力だ。
ミズに、勝てるか? キング! 偉大な王者テーズやフレアーは、50歳で王座に返り咲いた。しかし60台では挑んだ者すらいない。勝てばキングは、テーズやフレアーをも、超える?!
AWAからESPNを奪い、WCCWからスポータートリアムを奪い、USWFという新組織名を名乗り、AWAとワールドクラスとWWAの統一ベルトを、USWF世界タイトルと掲揚した。CWA王者ローラーのそのカリスマが、タイトル史的に、ひとつの頂点を見せた時間ではあった。
USWFは、例えばWCWに次ぐ組織として成功したかとなると、そうは言えなく、すぐに、実質的には終わっている。ダラスでTVを撮ってもメンフィスのミッドサウスコロシアムを満杯にしても、ローラーはローラー。ローラーは一人。一人カリスマは、ミッドサウスコロシアム以外の場所を同じように引っ張るには、分身が足りなかった。
メンフィスは、USWFタイトルも、ユニファイド・タイトルも、両方使うというやり方で、末期にはWWFの協力も得て、大NWA時代のローカルテリトリーの、最後の生き残りとなり、なんと97年まで、あのミッドサウスコロシアムでのショーを続けた。今のティーンのファンなどがどう感じるか知れないが、当時これは、驚くべきことだった。
他のテリトリーが死滅してから6年も、メンフィスは変わらずミッドサウスコロシアムで活動を続けた。どうにもここは潰れなかった。ミッドサウスコロシアムでは、ローラーはずっとキングで居続けた。そこはカルロス・コロンのアイランドではない。アメリカの真ん中だ。ローラーのカリスマ恐るべし。我々はずっとそれを目の当たりにしていた。
どうしても潰れないメンフィス。両メジャーともにジェフ・ジャレットを欲しがったが、ジェリー親父の会社が潰れないのだ。WCWはなんと、ジェリー親父をブッキングコミッティに招くことを検討し、ジャレット親子の取り崩しに掛かる。一方でWWFは、メンフィスのプロモーションごと買ってしまう手に出て、ようやくローラーとジャレットを獲得する。しかしその後も、ミッドサウスコロシアムでのショー自体は続いた。
ミッドサウスコロシアムでのショーが終わり、USWFもクローズして行くのは、ローラーの怪我が経緯だったのではなかったか。97年、ミッドサウスコロシアムでのローラー帝国は、やっと終わる。
あとは知るべし。RAWの名コメンテーターだ。今もカリスマだ。
ナッシュヴィルでのサザン王者を皮切りに、AWAサザン王者、CWA王者、AWA王者、ユニファイド王者、USWF王者。変わったところではデビュー間もなく、NWA世界Jr.王者も経験している。
パンチパンチパンチパンチ。アッパーカット。パンチパンチ。ドロップキック。アッパーカット。テネシーでは反則のパイルドライヴァー。そしてセカンドロープから飛び込むフィストドロップ。殴る蹴る。厳密に言えば反則ばかり。レスリングの力量が云々など、議場にも上らない。しかし魅力的なファイターだった。今も動きがキレる。これが、ミッドサウスを一人で引っ張っていたカリスマの力だ。
ミズに、勝てるか? キング! 偉大な王者テーズやフレアーは、50歳で王座に返り咲いた。しかし60台では挑んだ者すらいない。勝てばキングは、テーズやフレアーをも、超える?!
WWE レジェンド・オブ・レスリング VOL.2 |