世界6人タグタイトル
ザ・バンド、イズバック、ノットトゥゲザー。実質主役がエリック・ヤングだった今回のバンド。結局何ひとつマトモにファイトした印象もないまま、スコット・ホールも切られたようだ。ウルフパックに唯一期待していたことも完全に潰えたと言えるか。
先日、日本のレジェンド天龍の新グループで、“WAR”世界6人タグタイトルが復活したと。
世界6人タグタイトルと言えば、これはウルフパックことオリジナルバンドも目標としていた、ザ・ファビュラス・フリーバーズの代名詞。指令塔、マイケル・ヘイズが、ずっと大事にしていたベルトで、3人組のフリーバーズのためにあったような、彼らのための長らくのプロパティだった。
もともとはテネシーの、ニック・グラスのNWAミッドアメリカ産。70年代初めは、ジャッキー・ファーゴとその仲間達が初期のタイトル史を飾る。若きボビー・イートン。意外と歴史は古い。70年代終わり、ヘイズとゴディはここに飛来、髭のないピュアリーセクシーは、ミッドアメリカタグタイトルなどを巻く。
NWAミッドアメリカは、ジェリー・ジャレットと、新時代のカリスマと目されたジェリー・ローラーに独立されてオポジションを作られ、程なく終わりを告げる。ミッドアメリカタイトルとサザンタイトルは、AWA系となってCWAが引き継ぐも、では、ファーゴゆかりの“NWA世界6人タグタイトル”はどこへ行ったか。
バディ・ロバーツが加わったのは、ヘイズが首を負傷した時だと思う。伝説のオリジナルハリウッドブロンズ。以後フリーバーズは正式に、3人編成となる。そして、ヘイズの脳裏に、あのファーゴの、ミッドアメリカから行き場をなくした6人タグタイトルが過ぎる。82年にダラスで「復活」したWCWA世界6人タグタイトルは、あのファーゴのタイトルに相違ない。ヘイズがテネシーから持ち出したコンセプトだ。
フリーバーズはダラスの後、84年に少しWWFに入るが、その間隙に、ダスティがJCPでNWA世界6人タイトルを、ミッドアメリカの復活版として作る。しかしこれは、ヘイズがNWAに戻ると止まっている。
ヘイズはWWFの後、フロリダCWFでブッカーに就任するが、ここでもバリー・ダルソーやナイドハートらで、6人タイトル戦線があったように記憶する。CWFの後入ったUWFでも、6人タイトル戦線があったようにも記憶する。
UWFもCWFもJCPに買われたことで、どこから経由かは分からないが、とにかくヘイズもここに入ってくる。同時に、JCPの6人タグ戦線が再び活況する。87年にはジョージアで、フリーバーズvs.ホースメンが盛り上がってもいる。
JCPではご存知、LOD&ダスティやラシアンズが記憶にあるはずだ。で、WCWにダスティが残れず、これは宙に浮きかけたが、WCWでアシスタントブッカーに座れたヘイズが、コーディネイトする。vs.ヴァーシティクラブ、LOD&天龍。ヘイズはJYD&スティングとともに、閉じ込められる役でこの時も係わっている。
WCWは、89年1月のLOD&天龍以降、これを商うのをしばらく止める。ヨークファンデーションらで一時再売するが立ち消える。しかしLOD&天龍が負けた事実はなく、だから天龍は94年にWARで6人タイトルを設定するまで、この王座をずっと失っていない。だからこれを持ち出して来た。
天龍のWAR6人タイトルは、ナッシュヴィル→ダラス→フロリダ→UWF→WCWと続いた、あのフリーバーズのベルトの正統枝と言っていい。天龍は自分の持っている正統なプロパティだからこれを扱う。天龍が94年当時出せる唯一の正当タイトルだったとも言える。
フリーバーズ、エリック兄弟、ダスティ、LOD&天龍、冬木軍・・・。ディヴィッドリーロスだったかの歌声が耳に残る。
ウルフパックは知らないのかもしれないが、フリーバーズのあのタイトルは、今も日本にある。
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