TGC Winter
前回のRAWのホスト、パイパー。いつものように、HOTRODTの上に、黒革のライダース。
パイパーといえば、トレードマークのTに、いつの間にか羽織ったライダースが定着してしまっているが、もちろんこれは、暴走狼アダーニスから流用盗用されていった業界トラッドの一類型。84年のロード・オブ・ザ・リングでは、ダスティ・ローズがなんと、ジャケットからグローヴからキャップからグラセスまで、アダニスそっくりのコスチュームを拝借したこともある。
ダスティがこれをやったのはこれ一度きりだったはずだが、あのダスティがどうしても一度はこれをやりたかったのだと見受けられるほど、これは当時センセーショナルに映っていた。
93年頃には、スコッティ・フラミンゴがポロ・ファッションから、黒革の烏として商標にしてしまった。そしてケンスキーだとかビショフだとか、オーニタまでが愛用する時点になって遂に、これはレスリングキッズの追求する、クールなファッションの対象外にずれる。いにしえの黄金の狼よ、ああ・・・。
ターリー・ブランチャードのファンだったとはいえ、子供の分際でGQを真似るわけにもいかず、かといってライダージャケットも非実用的ということで、アダーニスも普段愛用していた、ヤンキースのスタジアムジャケットに落ち着いていた子供達。松井の守備は、別にレーザービームがあるわけでなし・・。
しかし実用的かつクールであるということを兼備えていたのは、何といってもホースメン・メンバーの、マンゴー・マクマイケルの、ベアーズのスタジアムジャケットではなかったか。
探し回った人も多いのではなかったか。76番の、黒革のスタジアム式の、名門シカゴ・ベアーズの、スーパーボウル・ウィナー・ディフェンスタックルの、クーレストなやつのレプリカを。
マングースは珍しく、プロフットボウラーのステレオタイプに当てはまらない風情を持っていた。プロフットボウルのDTらしからぬ、けれん味がクールコッキーバッドだった。レオン・ホワイトとか、ビル・ゴールドバーグとか、或いはケヴィン・グリーンなどの、ボウラー臭さがツンとこなかった。ボウラーにしては、立ち振る舞いががさつに映らなかった。ポニーテールにして、サングラスをはずさない、偏執的な習性も見逃せなかった。タキシードなども上手く着こなした。
マクマイケルのネイチュアは、趣味にガラガラヘビ狩りを持つなどという変人?でもあり、レスリング的には、ぶちかましとツームストンしかない物足りなさではあったが、ポール・ローマよりは、ナイツオブホースメンに歓迎されていた。それは元ベアーズのスターだという、ネームによるものだけでもあるまい。
スティーヴ“マンゴー”マクマイケルをホースマンたらしめた? ベアーズのよくできたジャケットは、今でも手には入らない。勝手に作ってしまおうかともよく考えた、名品中の傑作だった。
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