サマーナーヴス
WWEは、フレアーをROHから引き上げさせたようだ。WWEにも出てROHにも出るのは、普通なら、混乱を招きかねないと危惧する事態。HDNetでナショナル放送を始めているのである。赤いマットを敷き詰めて、四角囲みの紹介をして、まだかつてのESPN-GWFを観ているようではあるが。
リードの登場は、例の事件でなくなったとは言え、ここの?ブリティシュライオンズがNWAシャーロットの30日の、クィーンシティタグティームトーニーに出たというし、元TNAのナチュラルズもシャーロットに登場している。コーネットが来て、ここでクロックハウスをやったレイヴェンがそのまま、TNA復帰に流れてもいる。フレアーの地元で、NWAとROHとTNAが、交流を自然させている。怖くなくては鈍いというものだ。
そのNWAシャーロットだが、フレアー兄弟は出る気配がない。ブラッドとCWがアンダーソンズを作るということだったが、それもなかったよう。キャメロンはかなり味があるが、今は前座評価のよう。スティムボートJr.は、Ⅲあたりとのメーンに絡んで来そうな様子だが。
メトロリナアリーナという、1500を収容する会場に本拠を移し、ここをニューNWAコロシアムと名乗らせている。ショートヴァケイションの後、8月初頭の土日に連戦をやるらしいが、もしここの1500を土日満員にし続けるようなら、次の手に打っても出れるだろう。次の手の前に仕掛けたNWAシャーロット・USヘヴィー級問題は、USとは、どうやら名乗らないことで落ち着いたと見受けられるが。しかしそれなら、NWAシャーロットヘヴィー級を作った意味はあまりなかった。ルイスのタイトルもあれば、シャッターもほぼここの常連。チグハグな課題もなお多い。
キャメロンとJr.は、放っておけるのだろうか。スティムボートvs.ヴァレンタインの広告がいずれ踊ることになれば、ここではかなりのインパクトがある。スティムボート・シニアは押さえているとはいえ・・。ドニー・スティムボート、ディロン・イートン・・。
そのスティムボートのシニアだが、日本でもジェリコとヤルようだ。バックラッシュでも本当に素晴らしいアームドラッグを披露してくれていて、期待通りのグッドマッチだった。ジェリコも流石だが。
ダブルブック?で、前々回のRAWがステイプルズセンターに移ったが、LAと言えば、ここを本拠にした黄金のギリシャ人こと、“ゴールデングリーク”ジョン・トロスが、28日にパストアウエィしたそうである。
かのジム・ロンドスのあだ名を引き継いだトロスは、LAのWWAタイトルの、NWAに復帰した後の後身であるアメリカス・タイトルで顔役となり、実質ここを支配した実力者。ブラッシーやマスカラスとの黄金カードは、オリンピックオーデトリアムを何度も満員にしたと聞く。ラテン系の風貌と暑苦しいファイトから“マニアック”とも呼ばれ、執拗なレスリングでLAに一目を置かせた。チャヴォ・クラシックの前の、ここのキング。
82年にラベール一家が撤退してからは、ほぼリタイア状態だったが、突然WWFで、カート・ヘニングのマネージャー“コーチ”として登場。短い間だったが、ヘニングとの骨っぽい風景を楽しませた。かつてはクリスとのトロスブロスで、NY地区で世界タグの前身USタグ王者だったともいう。
マスカラスの好敵手だったトロス、きっとスティムボートと戦わせたら面白かっただろうなと、ふと思い。ゴリゴリのベビーにはマニアックなライヴァルが似つかわしい。鳴り物入りで日本で行われたマスカラスvs.スティムボート・・・子供たちに、トラウマを残すほどの夏の悔恨は、与えるべからず。
ステイプルズセンターのバックステージに、マスターピースが来ていたらしい。帰って来れるならこのインダストリ自体への光明だが。
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