Rydeen
リッキー・スティムボートのアームドラッグを10年以上振りに見る。今でもはっきり、いいアームドラッグだと言える。目を見張る、目の覚めるような、と。バックラッシュのジェリコ戦は、リッキー・スティムボートの引退マッチになるのやもしれない。あのアームドラッグを目に焼き付けておくべし、だ。
アマレスなら夢の大技ぶら下がり式の入れ替わり式。スティムボートより前のファンもやはり、ジャック・ブリスコのそれに感嘆したらしい。古くはもちろん、“ウィッパー”ビリー・ワトソン。伝統的なレスリングの本質を司りもするクラシックムーヴ。
この技の後継者を誰かに是非と。もうそろそろ、スティムボート後の、正式にこの技を売り物にする“ウィッパー”が出て来てもいいのだ。30年前のパフォーマンスなのだから、現代のアスリートに出来ないわけがないのだ。この機会はチャンスだ。
もちろんそう簡単に出来ないから、ドラゴンの伝説技になる。スティーマーのこのパフォーマンスを見て以来、常にこの技に目が止まるが、最近だと、コフィ・キングストンのアームドラッグが、今のスティムボートクラスのそれには敵う、などとも。
ノースアメリカンタイトルをまとめていた際、GWFに思いを馳せるにつき、そういえば、GWFにもいいアームドラッグの使い手がいたなと。なぜかGWF以外では活躍がなかったけれど。
カルヴィン・ナップとハリケーン・マイク・ドールは、“ビーチボーイ”アレックス・ポートゥと並ぶ、GWFの軽量級の顔。この3人やジェリー・リンにライトニングキッドなどがラウンドロビンをしていた時代のGWFのライトヘヴィー戦線は、レヴェルが高かったなどとも。ジェリー・リンは今やROHで伝説扱いだけれど。
カルヴィン・ナップは今でもインディーズに居る。ライトヘヴィー時代よりかなり大きくなってはいるが、あの時代のアームドラッグの片鱗を見せる。ハリケーン・マイク・ドールは、その名の通り高速回転のアームドラッグの使い手だったが、今見ると縦回転の一本背負いに近い。ただ超高速で連発が利いて、当時は見入ったものだ。ポートゥの受けも上手かった。
“ビーチボーイ”アレックス・ポートゥは、パグのニックネームで、WWFやWCWでもプッシュされたようなされなかったようなレヴェルだが、GWFでは、パトリオットやアンソニーを凌ぐ達者振りだった。ポートゥのGWFライトヘヴィータイトルについても、いずれまとめてみたい。ポートゥもナップ同様インディーズに居て、ナップ同様大きくなっている。
ドラゴン・ディープアームドラッグを最も継ぐことを欲されているJr.は、今はアームインジュアリー中のよう。4/11のシャーロッテに、腕を吊って現れていたらしい。
そういえばGWFにはコーネットも、ヘヴンリーボディースを連れて参戦していたなぁと。ビリー・イーディーはアドヴァイザーだったなぁと。我々は、線路を作るよ何処までも。4・11シャーロッテは、明日の、もっと早く実現してもよかったかもしれない、意外に名勝負になるかもしれない、リック・スティムボートvsジェリコもGWFも紡いで、アームドラッグもマーチに乗せて。
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