DESTROY IT
ケインに比べると意外に小さかったブギーマン、ケインに負けて見なくなったと思っていたら、ロスターから消えている。神出鬼没なので、いつ現れるともしれないが・・・。
敢えて言うが、ブギーマンを見るのはいやだった。一時はスマックを観るのが苦痛だったことすらある。正直ホッとしている。永源のアレに似ているが、永源のアレは言うに及ばずサイテーの真骨頂。永源のアレをライヴで見たのは、一度か二度だったはずだから、AJはそれ以来観に行っていないということになる。
冬木がタマゴを用いて何かヤッた時も、こんなものが受けては困ると、不評になることを祈ったものだ。画鋲もバーブワイヤーマッチもさにありき。金網に額を擦り付けるのも、いいとは思わない。グリーンミストも、実は辛い。顔面ウォッシュとかいうのも、こんなものをわざわざ見せられるのは御免だと。
MMAシュートファイトNHBも同様に。クロコップは確実に目を狙ってパンチを振るい、目を狙って蹴り、目を狙って膝蹴りを打つのに、目潰しサミングスクラッチは禁止で、フックも頭突きも無しだという。頭突きが無しでは、閂も効果薄であろうに。
さて、ブギーマンも永源も画鋲もクロコップも、付き合わされる方はとてもいやだろうと思うが、微妙なのがひとつ。今度のAJの企画に、ピーティー・ウィリアムスが来ている。これはどうあらんやと。
自分がもしプロだったらと考えよう。カナディアンデストロイヤーを受けるのはいかにせんと。危険な技だ。見栄えもする。確かに見たくもある。しかし自分が受けるとなったら、それは躊躇しないだろうか。チョットマテ、と。
凄い技だ。マンガのような技だ。フジヤマタイガーブレイカーよりも、キン肉バスターよりも、スペースフライングタイガーアタックよりも、鋼鉄風車よりも、スタイナースクリュードライヴァーよりも、もっとミッションインポッシナントカだと。
もの凄いパフォーマンスゆえ、決め技以外で使っても意味はなく、これで決まらなくてもドッちらけ。これを超えるパフォーマンスは、今のところ無いのだ。何しろマンガの上を行くパフォーマンスなのだから。
人の想像力の上を走るパフォーマンス。人智を越えるイマジネーション。ただそれが現実に起こり、カズハヤシはそれを楽しみにしろと言う。アレを喰らって伸びる気満々なのだろうか。
カズハヤシは受けるのだろうか。あの技は受けられる人だって限られてくる厄介なシロモノだ。よく今までシリアスな怪我に結びついていないと、不思議がれるほどにも。
とにかく凄いパフォーマンスであることはたしか。ただあの技は受ける方も凄いのだが、ピーティーが全て持っていくタイプのパフォーマンスであることが、言ってみれば、モンダイのひとつになってしまっている。ファンはカナディアンデストロイヤーは見たい。でもそれは、ピーティーが圧倒的に最強だということも同時に証明してしまう。カナディアンデストロイヤーという技が、現実のものとして在るなら、議論の余地はなく、ピーティーが圧倒的に最強だということを、その技の性質上意味しなくてはならなくなり、あの技を受けられるほどの世界中の大実力者達は皆、みもふたもないあの技を受けて、最終的に無惨に大の字に横たわるしか、進む道がなくなるという。言い過ぎただろうか。それとも生命はまた全く違う何か新しい別なウェイを、見つけ出すのだろうか?
カナディアンデストロイヤーを認めるなら、ピーティーは圧倒的に、史上最高最強の、軽量級でなくてはならない。皆ピーティーの前に屍として、未来永劫完全に、平伏すしかない。多分今のところ理論的に。
フォーアームスマッシュなんかでヤラれるのに比べれば、遥かにヤラれ甲斐もある、とは言え・・・。
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