AND NOW, the Newest Flair Reid makes Debut! | HWD+e

AND NOW, the Newest Flair Reid makes Debut!

 2008年12月6日、シャーロット、ヴァンス・ハイ。この日は歴史的に重要な記念日になるのだろうか。目視で2千近い観客の、ローカルショーらしからぬ大声援。その視線の先で主役を務めたのは、この日がデビューのド新人。ネイチュアボーイのサン、リード・フレアーが、破格の待遇で初陣を飾ったのだ。


 破格の待遇。兄デイヴィッドと組み、セコンドに父リックを従え、相手は元世界タグ王者のナスティボーイズ・ウィズ・ジミー・マウスオブザサウス・ハート。そして特別レフェリーが何と、インモータル・ハルク・ホーガン。で、これにフィギュアフォーを決め、デビューを完勝してしまう。


 一方で不思議なショーでもあり。突然ローカルで、リック・フレアーとハルク・ホーガンが揃い踏む。これだけで業界的には大事件。ジョージ・サウス及びNWAカロライナスのヴォランティアなどははあったようにも見受けられるが、NWAの宣伝もCCWの宣伝もあるわけでもない。フレアーとハルクを同時になど、普通のインディーならギャラ的にだけでも大変。フレアー個人が、リードのデビューのために、大車輪をこなしたか。


 tubeの少ない資料だけでは、何と言ってみようもないわけだが、取り立てて目立ったムーヴはと言えば、リードがFFLLを決めて、ボトムロープを掴んで揺らしていた場面。デビュー戦でこんなことをするとは、ダーティエストプレイヤー的に、末恐ろしい子かもしれないとのフラグは立つ。10歳でナイトロで「ミ―――ン“WHOOOH“ジーン」とやっていた頃から、怖い子かもしれないとは、薄々していたわけではあるが。


 ミッドカードには、リッキー・スティムボートJr.。こちらも見事なダイヴスプラッシュを決めていた。


 リッキー・スティムボートSr.は、WWEのエージェントだし、フレアーもWWEとの関係を良好に保っていようし、リードの目標は親父のベルトだろうから、いずれWWEと契約するということになろうが、これはともするとカロライナに、人気を博す一大グループが、一時的にせよ出来上がるの予感だ。


 デイヴィッド・フレアーもリードに比べると落ち着きがあり、全てをそつなくこなす更なる成長を見せていた。スタナーらしき新ムーヴも披露していた。未だリードとともに上がっていって欲しい個性ではある。腹周りは少し締め上げた方がよくはあろうが。
 
 いつ、どのような形でそれは来るのかと、常に注意は払っていたわけではあるが、思わぬ形で、それは突然やって来た。ヴァンス・ハイに2千。フレアーとホーガン。もう少し成長したリードとスティムボートJr.は、インディペンデンスアリーナを満員にだってするだろうとの感触も得た。


 RAW800回でのバティスタとのケージ戦が良かったジェリコも、アーマゲドンでは勝ってはくれなかった。リヴァースドロップトーホールドからスタンピングの一発に至るまで、どうぞしっかり隙なく行えるよう指導していただきたい。腰の回転の効いたチョップブロックから、首を極めて肩を押さえるピンに至るまでしっかり隙なく行えるのが、リック・フレアー・クラシックの主役になるべき人物だと思うからだ。真に僭越ではありますが、どうぞ言わせていただきたく思う次第なのであります。


 かつてはクリスマスと言えばスターケードだった。それが我々の年末だった。フレアーがヴェイダーを丸め付けて、爽快させてくれたものだ。あの日ママの太ももにしがみついていた子供だ。暗経済や空爆などヘヴィーなニュースばかりのこの年末、久々に、かつての年末のいい匂いを少し、想い出させてくれたのは。しかし全てはまだ始まったばかり。当面は次の?“スーパーブロウル”が、あまりにも楽しみではある。


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