PREMIUM?
NJのリング下の風景は、WWEのショーを観慣れている世界のオブザーヴァーには、どう映ろう。
剥き出しのフロアに汚れた、ブルーの簡易マット。それは体育の授業で、25年前の小学生がでんぐり返しをしていたものと、あまり変わらないシロモノのはずだ。10年前のナイトロで既に、あんなものに御目にかかるのは困難な世界事情だった。日本は、NJは、25年前と全く変わっていない。
PREMIUM、と銘打つショー。にもかかわらずリング下の風景は、相変わらずの田舎の公営体育館。リング下のフェンスへのスルーは、いつ観客を巻き込まないかひやひやだ。トペはファンに当っている。客席との距離は狭く、そこにカメラマンがうようよ。セコンドと称する若手もうようよ。WWEのリングと比べ、観客は観にくいことこの上ない。
あれを現代の地上波のプライムに乗せようなど、やはり無理なのではないかと、思えてならない。リング上のファイトはさておき、インフラの不整備は、TV番組構成の中で、他と張り合おうとしているとは、とても思えない。世界に、どれだけおいて行かれれば気が済むというのだろう。
地上波のTVだけがメジャーなメディアだと言うと、笑われる日が来るかもしれない。しかしいずれにせよ、かつてのようにナショナル・メディア・パワーハウスであろうとするなら、同じ土俵で、K1はおろかはねトビやヤンクミなどとも、張り合っていかねばならないはずなのだ。
リング上のファイトは一先ずさておき、リング下の風景をせめて10年前のナイトロぐらいにするのは、すぐにでもやってもらわないと、この国に住むレスリングファンとして、世界のファンと会話する時に、チョット格好が付かない。
