ディヴィッド・フレアーは未来を創るか | HWD+e

ディヴィッド・フレアーは未来を創るか

 AIWFというカロライナ・ローカルのグループのサイトで、ディヴィッド・フレアーの最新映像が観れる。今年夏頃の映像のようだから、復帰後ということは間違いない。もしくは、引退など最初からしていなかったのかもしれない。OWWはディヴィッド復帰を報せず、相変わらずリタイアのままでページを滞らせているが。


 リッキー・モートンとの一戦は、相手が相手ということもあり、特にグッドマッチとは評せないが、AIWFのチャンプだというジャスティン・フラッシュとの対戦はかなり面白く、魅入ってしまう内容だった。


 ディヴィッドは大きくなっていた。太ったとか、デブったと言う方がいいかもしれない。アゴは無くなっており、ベアードを蓄えていた。ノースリーヴTシャツを着たままファイトしていたが、腹回りも増していた。一見すると、スコット・ノートンと見紛うような印象を受ける。ただ、お尻に何か分からないマークが付いていたが、黒のショートタイツに変わっていた。


 体は重そうだった。アマレス風の動きは切れてはいなかった。しかし、明かに精悍さを加えたと感じた。眼光鋭く、マイクも上達している。場所がAIWFだし大きくなったのもあるが、貫禄があった。ディヴィッドは成長している。


 何より、あのヴァーティカルスープレックスは、より素晴らしくなっている。フラッシュが軽量ということもあるが、このレヴェルのインディーでは観られない完成度の高いヴァーティカルスープレックスだった。何度も繰り返し観るほどだった。


 そもそも、まだ28か29歳の、ケガもしていない元WCWのプレーヤーが、ここにいること自体不思議なのだ。AIWFのチャンプだといい、なるほどかなりいいジャスティン・フラッシュを簡単に一蹴してしまっているのだから、ディヴィッド・フレアーは、やはりより高いステージで活躍すべきタレントなのだ。


 親父のマネのストラットは、ストラットらしいストラットは無かったように思う。“WHOOO”も、鼻に付く程ではない。フィギュアフォーの入りは、相変わらず親父そっくりだ。今回はそれ以外にも、親父の得意のレスリングタクティクスをいくつか取り入れていた。レスリング技術なら、いくらでも取り入れたらいい。ディヴィッドは、おそらく今も、親父のVの研究を怠っていない。アゴヒゲのディヴィッドには、幾重もの成長が見られた。


 AIWFの、カロライナのファンの反応を見る限り、ディヴィッド引退は・・既成事実としてない感じ。ディヴィッドも間違いなくトレーニングも勉強もしている。この成長を見せられては、引退はデマだったと思わざるを得ない。


 過去最高のディヴィッド・フレアーを観た。太腿は太くなったがダブついていたし、上半身にもディフィニッションはないが、ナチュラルで大きくなる過程がかようにも苦労するのだと見受けられることは、今の時節、いろんな意味で悪くない。着実に成長してくれ、ディヴィッド。ショートカットでチャンプになることがベターなわけではない。自由に雄大に、思うままに、フェアウェイでもがけ。その時が来たら、その時は我々が必ず、ICタイトルへの声を上げる。


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