皆様こんにちは、事務員Kです。

AI生成の文章が増えたせいなのか、時代なのかわかりませんが気になるんです。

 

文章でも会話でも良く伝わる話し方って、起承転結がはっきりしていることだと思うんです。

結論から話す方がより伝わりやすいですが、「いつの間にか無くなっていたリップクリームが見つかった」これを例にしてみます。

「モニターの裏からリップクリームが出てきたんだよね。落としたと思ったから買っちゃったよ昨日(笑)」

何がどうしてどうなった。これが起承転結なので、主語がハッキリしていると伝わりやすいんですね。

「昨日買ったのに出てきてさ~リップクリームが、あ、モニターの裏からね。」

同じことを言っているのに起承転結がめちゃくちゃだと分かりにくくなります。しかも主語が途中まで分からないので、何の話?ってなりますね。

所謂、口下手というか話がうまくまとめられない方は主語が抜けているのかな~と思います。

会話を「言葉のキャッチボール」と例えることがありますが、主語もなく一方的に用件を伝える行為は「言葉のデッドボール」です。

文法で言うところの倒置法のように、「猫が立った」を「立った猫が」にしても問題ないですが主語が抜けると成り立ちません。

この場合は「猫」が抜けるわけですが、「立った」だけ伝えられても......何が?となりますよね笑

猫が立つところを一緒に見ている人ならそれで伝わるかもしれませんが、別のところを見ている人に「立った!」と言っても伝わりません。

 

私もよくやりますし、言葉として発する分にはあまり気にならないんですが......。接続詞がないのが気になることがあります。

「明日いけない」→「明日(は)いけない」 「お手数お掛けします」→「お手数(を)お掛けします」

細かいことなんですが、文章だとすごく気になっちゃうんですよね笑

突然の雑学ですが挨拶の「こんにちは」の「は」は接続詞のため「わ」ではありません。

「今日(は)ご機嫌いかがですか?」の名残で「こんにち(は)」となったと聞いたことがあります。

一々揚げ足をとるようなことはしませんが、メール等でやり取りをしていると気になる瞬間があるんですよね~。

その表現って間違いじゃない?と思い、調べてみると私が間違っていたこともあるので...難しいですよね日本語って笑