昨日2021年7月22日の11時25分の回、HAT神戸109で、韓国映画「SEOBOK ソボク/原題:徐福」서복を 見てきました。

 

HAT神戸109では、22日は毎月ペアデイなので2人だと1200円×2で2400円とお得なので、シアター4は99席の中くらいの箱ではありましたが、半分は埋まっていたのではないかなと思います。

それと…

午前最初のモーニングショーも1300円。

水曜がレディースデー。60歳以上がシニアで毎日1200円。

夫婦のどちらかが50歳以上なら2人で2400円など色々割引あります。

 

7月16日の公開から1週間あまりでこの数は韓国映画では多いのではないかなと思います。

事前に家で予約をする時はガラガラだったのですが、埋まっていてうれしかったです。

8割以上が女性で韓流ファンのおばさまたちだった気がします。

 

 

1年近くHAT神戸109には行ってなかったのでポイントカードの確認を行く前にしたらそのまま残っていました。ホッ。

 

消毒と検温を済ませて入館する時に駐車券は自分で3時間無料の機械に通すシステムになっていました。

 

映画の後食事したのですが、隣接する同じ階の食堂はどのお店も混雑していました。ブルメールのHP

昔海鮮丼のお店がちゃんぽんのお店に変わっていてそこが1番空いていたので自販機で券を購入して名前を書いて座っているとあっという間に呼ばれて奥の席に。パーテーションもされてて、何度も消毒に店員さんが回ってて大変だぁと思いました。

駐車券を店員さんに渡して2時間の無料分追加してもらい、映画の半券を見せると無料で1杯ウーロン茶やコーラやオレンジジュースなどから選んで飲むことができました。他のお店もサービスあるかもしれないので半券は出しやすい所にしまっておきましょう(笑)

1階のロビーの所には駄菓子屋さんも出ていました。

 

5時間の無料になったので、映画の後歩いて5分ほどの兵庫県立美術館で、「ウルトラマン55周年 TSUBURAYA EXHIBITION 2021」も見てきましたが、そのお話はまた。8月29日まで開催中。月休。

ちなみに、平日なのに美術館の駐車場満車でした^^;

 

「SEOBOK ソボク」서복、SF・アクション作品ということになるのでしょうが、iPS細胞の意味が分からないまま作られた作品で、その部分が残念な作品だと思いました。

 

また国家の最高機密の”ソボク”、私利私欲のぶつかりあいで人として扱われず、周りが気分の悪い連中しか出て来ずハッピーエンド好きの私にはラストも後味の悪い作品でした。

アクション作品としてもちょいとスケールの小さいのはともかくとして、見せ場としての演出にもうひとひねりあったなら、ずっとよくなっていたのではないかなと思います。映像が美しかっただけに残念です。

 

iPS細胞などの研究は、最も倫理面が厳しく問われ、トップシークレットで隠す段階であっても研究そのものは常に科学雑誌などに発表して評価を受けなければならない厳しい世界です。

世界中から盗まれるとか、出し抜かれるとか、そういう世界ではないので、まず最初から残念な気持ちになる作品でした。

辛口の評価ですみません。

 

コン・ユ君とパク・ボゴム君、声好きなのですが、場面ごとにしゃべり方もどんどん変化していき素敵です。

チョ・ウジンさんやパク・ビョンウンさんが憎らしいですし、演劇俳優のキム・ジェゴンさんのいやらしいまでの執着心も胸くそ悪くなります。

チャン・ヨンナムさん、序盤母性を感じさせますし、怒りから終盤キレて爆発していくまでの演技も良かったと思います。

博士や傭兵なども含めて欧米の方の出演の多い作品でした。

 

俳優さんや作品としては悪くはないのですが、最初にカキコした理由で評価は辛めの作品でした。

 

※徐福は、古代中国の秦の始皇帝の時代の人の名前からとったと博士が言うてはりました。不老不死の薬を探しに蓬莱の国に行ったまま戻らず、命じた始皇帝は死んでしまいます。

ちなみに蓬莱の候補地はたくさんあるのですが、日本では富士山が不老不死のお山として知られている霊山で蓬莱の候補地の1つです。

徐福の伝説もたくさん日本各地に残っていてお墓まである所もあるそうな^^

 

 

☆「SEOBOK ソボク/原題:徐福」서복

英題:SEOBOK

2019 韓国 114分 韓国ではR15

韓国公開は2021年4月15日

日本公開は2021年7月16日

2019年5月20日クランクイン 10月10日クランクアップ

新型コロナウイルス感染症のために公開、何度も遅れたみたいです。

ちなみにパク・ポゴム君現在海軍軍楽隊に入隊中で、除隊は来年2022年4月頃だそうです。

 

 

☆キャスト

 

★元情報局員ミン・ギボン…コン・ユ/孔劉君 プロフィール

 

★人類初のクローン人間徐福ソボク…パク・ボゴム/泊宝剣君 プロフィール

 

★情報局アン・イクヒョン部長…チョ・ウジンさん プロフィール

 

★シン・ハクソン博士…パク・ビョンウンさん プロフィール

 

★イム・セウン博士…チャン・ヨンナムさん プロフィール

 

★キム・チュンオ(チョノ)会長…キム・ジェゴンさん김재건

 

★ギボン同僚ユン・ヒョンス…イ・オンジョン(1982年生)さん이언정

 

★★

 

 

★韓国映画にしてはとても多い劇場数だと思います。全国劇場

神戸は国際松竹でも上映中で、回数も多いです。

 

★「EOBOK ソボク」 公式HP

 

★制作発表 3分半

 

★メイキング 4分

 

★予告 30秒

 

 

★★

 

 

ここからあらすじ…ネタバレ注意!

映画をこれから見られる予定の方は、完全ではありませんが、思いっきりネタバレあるのでご注意ください。

 

3年前まで優秀なエージェント(国家の機密業務で働く情報員、いわゆるスパイ)だったコン・ユ君は、上司のチョ・ウジンさんの命令で、同僚だったイ・オンジョンさんの死と引き換えに生きたつらい過去があります。しかも脳腫瘍で余命1年と宣告され、世捨て人同然の暮らしをしています。

 

そんなコン・ユ君の元にまたチョ・ウジンさんから強引な呼び出しがあり、つらい過去の記憶がよみがえります。病気が治せるという甘い言葉でしぶしぶ任務を引き受けることにしますが。。

 

連れていかれた船の中の研究所には、いろんな動物実験をしている研究者たちがいて、理事で博士のパク・ビョンウンさんが研究所内の案内を丁寧にしてくれますが、コン・ユ君には難しすぎて混乱していきます。

海の見える大きな画面に向かって座っている青年パク・ポゴム君は、実験によってつくられたクローンで、ものすごいスピードで成長していて、生まれて10年ですが現在2倍のスピードなので20歳くらいの青年に見えるのですが、管理されたわずかな空間の中で生きています。パク・ボゴム君の感情を表さない演技切ないです。

 

パク・ボゴム君の情報が外部に漏れたことで、所長は暗殺され、研究所もパク・ゴム君も危ないので、コン・ユ君に護衛の任務が回ってきたのですが、移送中アッという間に他の大勢の護衛はやられてしまい、何とかコン・ユ君とパク・ボゴム君2人は、逃げ出すことに成功します。

 

生まれて初めて外の世界に出て、しかも危険が迫った時に押さえていた超能力を使った時は、超人のパク・ポゴム君なのですが、緊急避難中なのに市場を歩きながらいろんなものに興味を示す姿は、まだ10歳くらいの少年のようでもあります。

ごちゃごちゃした市場のシーンも、おせっかいでしたたかなおっちゃんやおばちゃんの登場も韓国映画らしくて、笑わせてくれるシーンもあり和みます。

 

眠ることもせず実験の明け暮れに本を読むことしか知らなかったパク・ポゴム君ですが、唯一母として接してくれるチャン・ヨンナムさんの存在でつらい日々を我慢して暮らしてきていて、チャン・ヨンナムさんも自身のつらい過去を埋め合わせるために作ったパク・ボゴム君を息子として大切に接していました。

 

小さな町の商店街で最初の騒動を起こし、コン・ユ君を慌てさせますが、何とか2人は情報局が用意した隠れ家にたどり着きます。

コン・ユ君、やはり優秀なエージェントです。

病魔に侵された役なのでかなり体重を落としていてアクションシーンも他の作品よりは少なめですが、変わっていく表情や雰囲気の表現うまいです。

 

迎えを待っている間に、素朴な質問をしたり、幼子のような側面を見せるパク・ボゴム君ですが、大人以上の考え方もできたり、いろんな面を見せてコン・ユ君をいらだたせます。

 

カップ麺を生まれて初めて食べて、お代わりを続けるパク・ボゴム君に、「いったい何を食べていたのか?」と尋ねると「専用の食事」と、答えます。生きるためだけのペットフードのような食事だったので、カップ麺、さぞやうれしかったことでしょう。

 

少しずつお互いのことを知り始めて、お互いの悲しい境遇に気づいていきます。そんな頃に情報局からの迎えが来るのですが、チョ・ウジンさんの密命は「殺せ」

 

身を挺してパク・ポゴム君を守ろうとしたコン・ユ君ですが、逆にパク・ポゴム君に助けられます。

 

チョ・ウジンさんの真意に気づいた2人ですが、パク・ポゴム君は行きたい所があると駄々をこねます。そしてまた騒動を起こします。

行きたい理由を言わないままウルサンに向かいますが、追手がやって来て海岸に隠れます。

言い争になった2人ですが、病気のせいで気を失うコン・ユ君。。

気がつくと上着をかけてくれていて、言い過ぎたと謝るコン・ユ君に教会の聖堂に行きたいと告げるパク・ポゴム君。

本物の海のシーン、韓国映画らしい情緒あふれる美しいシーンです。

 

納骨堂にはクローン人間であるパク・ポゴム君誕生のきっかけとなるチャン・ヨンナムさんの夫と幼い息子が祀られています。

自分の存在について、いつもいつも考えていたパク・ポゴム君は遺影の前で涙します。

不死と言いながら、毎日とっても痛い抑制剤のお注射を打たないと病気になりやがて死んでしまうパク・ボゴム君…納骨堂の前で遺影を見ながら感情の起伏が激しくなり、副作用で吐血してしまいコン・ユ君を心配させます。

お互いを思い合うようになり研究所に戻ることにする2人ですが、チョ・ウジンさんの追っ手もやってきますし、お金持ちの会長のキム・ジェゴンさんの手先に完全になってしまったパク・ビョンウンさんも待ち構えています。

 

作品は、序盤はゆっくりと流れ、やがて事件や騒動が起こる度にスピードアップしていきます。

それに合わせてアクションシーンもド派手になっていきます。

ロードムービー的なシーンでは、クスリと笑わせたり、まったりとした時間も流れていきます。

 

 

研究所に戻った2人が見た現実はあまりに過酷なものでした。

 

みんなのために役立てることを願って戻ったパク・ポゴム君ですが、金儲けと自分の病気の体のことしか考えない会長のような連中と、一刻も早く始末することだけの連中。。

壮絶なアクションシーンが続き、屍累々です。

 

時は流れ、生き残ったコン・ユ君は思い出の海岸に行きます。

コン・ユ君を波から守るためにパク・ポゴム君が超能力で作った小石の山にコン・ユ君がそっと1つ石を乗せます。

賽の河原(さいのかわら)は、仏教の三途の川のほとりにあり、死んだ子どもが行くところです。子どもが両親の供養のために積む小石の塔は、積んでも積んでも鬼に壊されてしまいます。

それにそっくりな小石の塔なのですが、鬼も波も崩すことができないのは、やはりパク・ポゴム君が特別な存在であった証のように思えました。

 

 

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