もうじきBSプレミアムで始まる「オクニョ 運命の女/原題:獄中花」、3月26日に直前SPがあるようなので、時代背景をざっくりいってみたいと思います。

李氏朝鮮時代で16世紀半ば…
王様は「チャングムの誓い」でイム・ホさんが演じていた11代王中宗(チュンジョン 在位1506-1544)の息子、2人いるのですが12代仁宗(インジョン 在位1544-1545)は1年足らずで30歳の若さで亡くなり、13代明宗(ミョンジョン 在位1545-1567)の時代。


中宗は、異母兄の10代燕山君(ヨンサングン 在位1494-1506)の失脚で王様になり、世子時代の妻はわずか7日で廃妃となり、最初の継妃の章敬王后(1491~1515 成宗22年~中宗10年)が仁宗を生みますが亡くなり、2番目の継妃文定王后(1501~1565 燕山君7年~明宗20年)が明宗を生みます。

最初は、仁宗の子育て要員のようなポジションで文定王后は迎えられたようですが、自分の息子が誕生してから次第に我が子を王位に就けようと画策していったと言われています。

その片棒担ぎが、生年不詳なので兄とも言われることがありますが弟の尹元衡「(ユン・ウォンヒョン ? ~1565)とその側室の鄭蘭貞(チョン・ナンジョン ? ~1565)。

明宗は12歳で王様になるので、母の文定王后が垂簾聴政を8年間行います。
まぁ、その間に
文定王后の一族は蓄財に励んだり、評判の悪いことをするわけですが、やがて文定王后が亡くなると失脚します。

同じ時代を描いた「女人天下」は朝鮮3大悪女の1人鄭蘭貞を中心に描いたお話でしたが、「オクニョ」は明宗の異腹の妹でありながら、文定王后一派から逃れる途中女官の母が獄舎で産み落とし亡くなり、そのままオクニョと名付けられ獄舎でたくましく育ち、やがて文定王后一派を追いつめていくというストーリーのようです。


余談ですが明宗、世継ぎとなる世子が早逝し、14代王は、初めて傍系の王で宣祖。
「オクニョ」にも出てくる徳興大院君(徳興君)がお父さんです。

さらにおまけ
文定王后、落ちぶれた両班の娘で、
章敬王后の遠縁ということで白羽の矢が。
そして次から次に王女を生みます…この時代男の子を生まないと肩身が狭いですよね
ようやくできた王子が明宗。
王妃とはいえ、中宗には側室も王子も多く、官僚たちだけでなく王室内の権力闘争も激しかったのではないかなと思います。
ヒソヒソ…性格、気が強くて、嫉妬深かったとも伝わっているようです^^;



日本は戦国時代。
1543年鉄砲伝来。
1568年、織田信長が足利義昭を奉じて入京し義昭は15代将軍に。
日本もドラマチックな時代ですね。


昨日は忙しかったので、走り書きですが、物語の足しに、簡単にカキコしてみました。

2017・3・25追記
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「オクニョ 運命の女(ひと)/原題:獄中花」キャストのプロフィール


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「オクニョ 運命の女(ひと)/原題:獄中花」キャストのプロフィール その2

 

 

 



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