1995(平成7)年1月17日(火)午前5時46分、阪神大震災は起こりました。

22年目の慰霊の行事、各地で行われると思います。
TVの中継で「1,17」の竹筒のろうそくの文字が浮かび上がるのが、よく見られる映像ではないかなと思います。

兵庫県神戸市中央区の神戸市役所南の東遊園地(ひがしゆうえんち)の映像です。
JR、阪神阪急(山陽)の各私鉄の三宮駅から南に歩いて10分弱の神戸市の繁華街にあります。
緑豊かで普段はのんびりとお散歩を楽しむ人がいる公園ですが、休日にはイベントが行われていることもあります。

12月の「神戸ルミナリエ」の最終地点でもありますし、5月の「神戸まつり」のパレードが行われるフラワーロード西隣の公園で、特設ステージや屋台が出ていて賑わいます。


公園というか広場やのに「遊園地」という名前がついていますが、元々は神戸が1868(慶応3)年1月1日開港した時に外国人が住んでいい所を「居留地」といい、今の神戸大丸あたりの所だったのですが、だんだん人口も増えてもう少しスポーツしたり社交場のような倶楽部を作りたいというお願いをもとに「外国人居留遊園」という名前で居留地の東隣に開園した日本で最初の西洋式運動公園だったそうです。
最初は外国人専用で、野球、ラグビー、サッカー、ボウリングなどのスポーツが行われたそうで、その多くが”日本初めて物語”(笑)だったらしいです。

横浜などの同じ頃開港した他都市とは異なり、神戸の居留地周辺は、雑居地も含めて、民間とも直接賃貸契約を結んで自由に交流も進んでいったようです。

第二次世界大戦末期、神戸は何度も神戸大空襲を受けて、東遊園地周辺も焼野原になり再整備されたそうです。

さて
阪神大震災の「東遊園地」での追悼行事、朝5時から毎年行われますが、5時
46分には黙とうが行われます。
1月17日には終日東遊園地に来られる方多いです。


おまけ
6434人の方が亡くなり、外国籍の方は174人。

(内、兵庫県内は6402(直接死5483)人の方が亡くなり、外国籍の方は162人。)
外国籍
韓国・朝鮮…112人
中国…44人
ブラジル…8人
ミャンマー…3人
アメリカ…2人
フィリピン…2人
アルジェリア…1人
オーストラリア…1人
ペルー
…1人
計174人







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