韓国映画「華麗なるリベンジ/原題：検事外伝」

ファン・ジョンミンさんとカンドンウォン君のコメディ映画「「華麗なるリベンジ」を元町映画館で見てきました。
元町映画館では１２月２３日まで公開中。
１２月１７日からはイム・シワン君とソン・ガンホさんやキム・ヨンエさん、クァク・ドウォンさん、オ・ダルスさん、イ・ソンミンさんらの「弁護人」が始まるのでしばらくは続けて２本見られます。
（元町映画館は１２月３１日は休館）

神戸・元町商店街のミニシアター『元町映画館』

「弁護人」劇場（上映中の所あります。TOPをクリックすると予告編なども見られます）

弁護人 | THEATER

元町映画館（２０１７年１月７日～１月２０日上映予定）で同じくイム・シワン君の「戦場のメロディ/原題；兄思い」の予告編もしてましたが、公開中の所もあるようです。

神戸ルミナリエ開催中だし「べっぴんさん」のモデルになった「ファミリア」本店もあるからなのか、元町通もいつもより混んでました。

開映前、周りはカン・ドンウォン君の熱烈ファンに囲まれちゃったようでたくさんドンウォン君のお話をされてました。

映画上映前にファン・ジョンミンさんとカン・ドンウォン君のご挨拶が入ってました。

映画はコメディなので軽いノリで進んでいき、クスリと笑わせてくれる感じで見やすかったです。
ファン・ジョンミンさんだけでなくカンドンウォン君の訛りが端々に出てきてキュートだったりします。

韓国ではR１５ですが、暴力シーンというよりは、カン・ドンウォン君のベッドシーン（ちゅうほどでもないですが）のせいかなとも、思えます。

ファン・サービス的な短いシーンですが、顔を武器の女性相手の詐欺師なので、やたら色目を使いますしね、教育的配慮からいくとR１５かなぁ（笑）

監督と脚本はカンドンウォン君の「群盗」の助監督だったイ・イリョン監督の第１作目の作品です。
韓国では９７０万人超えのヒット作。

☆「華麗なるリベンジ/原題：検事外伝」검사외전
英題　「A Violent Prosecutor」
２０１５　韓国　１２６分　２０１６年２月３日公開
２０１５年５月１８日クランクイン、９月１４日クランクアップ
犯罪・アクションモノ

あらすじ

ファン・ジョンミンさんは何浪もして検事になった正義感の強い検事ですが、悪を憎むあまりついつい手を出しちゃう暴力検事です。
なので上司からも疎まれていますが、本人は全然気にしていません。

大型開発リゾートに反対する環境保護団体と警官隊の間で乱闘事件が勃発。
若い警官が重傷を負い、犯人が捕まりファン・ジョンミンさんの所に送り込まれてきます。
取り調べ中もボコボコにしちゃうような乱暴なファン・ジョンミンさん…席を外したすきに容疑者が変死しちゃいます。検視や十分な聞き取り捜査もしないままあっという間に犯罪者にされてしまうファン・ジョンミンさんです。

刑務所の中には自分が送り込んだ犯罪者がうじゃうじゃいて返り討ちに遭い連日袋叩きにされます。

こんないい加減な捜査の陰には大型リゾート開発会社と大物政治家、検察上層部の癒着があったのですが１５年の刑務所生活を送らなければならないファン・ジョンミンさんは納得できるはずもなく再審請求をするのですが検察上層部から政治家になろうとしているイ・ソンミンさんにとっては目の上のたんこぶなので、速攻で握りつぶされてしまいます。

ムショ暮らしも５年経ち…
８年目の検事としての知恵を駆使して刑務官の法律問題を解決してあげたり、服役者のためにも相談に乗ってあげたりして、意外と快適な刑務所生活と仲間を増やしていたファン・ジョンミンさんの所に前科９犯の女たらしのカン・ドンウォン君がやってきます。

チャラい詐欺師のカン・ドンウォン君には盲目的な愛で追っかけてくる大金持ちのシン・ソユルさんがいます。
カモネギにしか見えないカン・ドンウォン君は出所できたら金づるとしてキープ。

たまたまカン・ドンウォン君も環境保護団体を装ったやくざまがいの会社から動員されたことがあり、それを偶然知ったファン・ジョンミンさんは無罪で出してやるから代わりに復讐の手伝いをするように持ち掛けます。

顔と頭だけで生きてきたカン・ドンウォン君はやばそうなので１度は断るのですが、好条件に惹かれて引き受け、特訓を受けます。

刑務所を無事出たカン・ドンウォン君、自分の本来のお仕事のシン・ソユルちゃん一家とも距離を縮めつつファン・ジョンミンさんのために情報収集などをしていきます。

ペンシルバニア州立大学卒だのソウル大学だの、次々と嘘を重ねるカン・ドンウォン君も詰めが甘いので何度も捕まってるのですが、検事のパク・ソンウンさんらを巻き込んでファン・ジョンミンさんとともにイ・ソンミンさんやキム・ウンスさんたちを追い詰めていきます。

ハッピーエンドです。
主演２人、キャラクターは全然違うのですが、孤独な人なんだろうなぁと思いました。
塀の外でもあまり生活臭がしなかったです。

女優さんはほとんど出てこない作品です。
２本目を作ろうと思えば、作れなくもないラストだと思いました。

☆キャスト
★検事ピョン・チェウク