｢王女の男」キャストのプロフィール

｢王女の男」공주의 남자、久しぶりにBSで放送されるようです。
関西ローカルで｢善徳女王｣が同じ４月上旬から始まるようなので、一緒に作業すると頭の中がごっちゃになるので、こちらを先に仕上げました（笑）

時代劇にしては２４話という短い話数ですが、癸酉靖難（계유정난、きゆうせいなん、ケユジョンナン）という李氏朝鮮時代の初めの頃に実際にあった政変を下敷きにして作られたフュージョン時代劇ですね。
架空設定の部分も多いですし、若き日のインス大妃が出てこないなど、登場人物もバッサリとカットしてロマンスの部分に比重を置いた作りになっています。

主人公の王女セリョンは売り出し中だったムン･チェウォンちゃんが演じていますが、ほんの数年前なのに初々しいですね。
王女の男スンユは、パク･シフさん。貴公子から一気に身を隠さねばならない境遇に落ちていきます。
復讐か、恋か…
私は恋敵担当だったスンユの友人のミョンを演じたソン･ジョンホさんに肩入れいたしておりました。
また、スンユの友人の１人ジョンのイ･ミヌさんの飄々とした部分、後半の男らしい部分どちらも好きでした。

子役のキム･ユビンちゃんは本当に表情が豊かで、ほんの少ししか出てこないのですが、広い世代の方に顔を覚えてもらった作品ではないかなと思います。

助演の皆さんは、プロフィール作り、今も抱えたままの方が多いです。
キム・レハさんも好きなんですけれど、｢帝王の娘スベクヒャン」も終盤にきてるしなぁ～←２０１７年１月ＵＰ

タイトルは｢公主/コンジュの男｣というのだそうです。
公主は、正室である王妃様が生んだ姫のこと。
それに対して側室が生んだ姫は、翁主/オンジュと呼ばれたそうです。

この作品は映像も美しいですし音楽が胸キュンさせてくれます。
フュージョン時代劇ならではのカラフルなお衣装と豪華な装飾品や調度品が目を楽しませてくれます。

李氏朝鮮５代王文宗、王位に就いてから早くに亡くなり、１１歳の端宗が６代王になります。
王権が弱まっていく中、臣下の力が強くなっていき、王族VS重臣という構図の中で起きた「癸酉靖難」で世祖は、結果的に王位を簒奪します。
王族の父を持つセリョン姫と、時の権力者キム･ジョンソの末っ子キム･スンユの恋、美しく哀れです。

こんな過去記事もありますので、お暇な時にどうぞ。

李氏朝鮮王の平均寿命　在位平均年数

☆｢王女の男/姫の男」공주의 남자
２０１１　KBS　全２４話
水木の夜１０時台７０分前後で放送
最高視聴率２５％超え。

★脚本：チョ・ジョンジュ脚本家…「パートナー」「頑張って、ミスターキム」

★演出：キム・ジョンミンPD…｢朝鮮ガンマン」「アイアンマン」「悪いやつら」｢千万回愛してます」

順不同…子役ちゃんは下のほうにあります。

★キム・ジョンソの息子キム・スンユ役