飼い主さんはどうしているだろう。
この子は息を引き取りました。
探してくれたかな。
センターや警察、役場に。
この子には飼い主さんがいたに違いないから。
切ないね。
でも、みなみママさんが精一杯の愛を飼い主さんに代わってシムくんに注いでくれました。
ありがとうございます😭
もう少し早ければ持ち直したのかとも思います。
センターに暮らす犬たち。暑さ。せまさ。鮨詰の過酷な環境。シニアは無理。
みなみママさん、ありがとうございます。医療のプロとしての確かな行動。この子には伝わっているはず。結果が出せなくても、ひとつひとつの想いはきっと、虹の向こうにも伝わっていく。















7.25
6/17に首輪がついた状態でセンター収容された。
シニア柴犬、オス、未去勢、マイクロチップ無
収容当初より食欲がないものの歩けていましたが、食べれないこともあり徐々に弱っていったようです。
体重
6/18 7.4kg
7/11 7.2kg
7/24 5.4kg
短期間で体重減少が著しく身体はガリガリです。
7/18に前庭疾患症状が出現し寝たきりとなりました。また、強直性痙攣があったようでした。
センターにて加療してくれましたが改善の兆しがなく、週末になることもあり急遽引き出しとなりました。
ひとまず我が家にてお預かりしていますが、
シリンジでもほとんど飲み込めない状態です。
歯茎は血色不良で皮膚の戻りも悪く、貧血や脱水も顕著です。
下血もしており状態は厳しいものがあるのかなと思われます。
先程、シムの受診報告を送りました。
状態的にかなり厳しく、数日のうちに亡くなる可能性も高いです。
コベニさんにお願いする予定でしたが、シムの状態や移動時間のことを考えると今回は難しいと思います。
あんこさんが明日より預かりを交代してくださるとのことで、お願いしたいと思います。
7.25
シム 動物病院に受診しました。
血液検査データがボロボロでした。
血小板減少症
貧血
急性腎不全
尿毒症
甲状腺機能低下症
感染症
尿が出ないのでエコーで見たところ前立腺肥大があり、そのせいで尿が出にくくなってるのかと思いきや…。
血小板が低く貧血も酷いものでした。
今日の夕方も下痢と下血がありましたが、このせいかと納得でした。
腎機能も悪く、震えや痙攣があるのは尿毒症によるもの。
経口から内服するのは状態的に困難。
積極的な治療を行なうのは血液検査データと状態からして現実的ではないと判断しました。
意識がある中で常に痙攣が起きているのは苦痛なため、意識を朦朧とさせるためにダイアップ坐薬(4mg)の処方と1日200ml程度の皮下補液(ソルラクト)にて対処していくこととしました。
受診が終わり帰宅したのは21時を過ぎていました。帰宅してすぐにダイアップ坐薬を使用しました。ダイアップを使用することで昏睡に陥り、そのまま息を引き取る可能性もありますが、苦しまずに逝けるならその方が良いかと思います。
7.26
今日の夕方、あんこさんへ預かり移動する予定でしたが。
先程、結構な量の血便があり状態は更に厳しく、暑い中の移動も負担になるためやめました。
このまま、こちらで看取ります。
7.28
7/24にセンターから引き出したシム。
先程、7時48分に息を引き取りました。
眠るように静かな最期でした。
シニアだけに、収容されてから日が経過することなく、もっと早くにセンターから出すことが出来ていれば…と悔やまれます。
シムの火葬ですが、本日つくば市内で行われます。
by みなみママさん