先日読んでいた本に
「真の“女たらし”とは、女性を片っ端から
口説き落とす男のことではなく
特別なにもしていないのに、次から次へと
女性を夢中にさせてしまう男のことだ」
という趣旨のことが書いてありました。
「はて、そんな男に
未だかつて会ったことがあっただろうか…?」
と(もはや頼りない…)記憶をたどっていると
「人間男子はともかく
猫男子なら思い当たるのが…」
と“ヤツ”のことを思い出しました―――
一大勢力であるクロネコ軍団と
それ以外の猫たち…と二分化されている
現在のすみれ部屋。
(さて、クロネコは何匹!?)
ついでに「それ以外の猫たち」のほとんどが
女子です。
よって、クロネコ軍団が苦手…という
共通項を持ちながらも
お互い仲がいいか?と問われると
甚だ疑わしいところですが
“ヤツ”のおかげで、なにやら平和な
ちょっとしたハーレムを築いています。
チャップリン髭の“たらし”猫
風雅(ふうが)です。
身をもってあさこさんの枕となり…
気の強いあずきを“尽くす女”にし…
ベリーと添い寝し…
(…ながら、イヤらしい顔(?)を披露し…)
…ているところをあずきに見せつけ…
メロディをダイエットに励まさせ…
(目指せ!くびれ)
恥ずかしがり屋の
マーガレットにも気を許させ…
(ついでにこの後、鼻チューしてました!)
クロネコ軍団非所属のヤマトと
“なんちゃって黒猫ブラザーズ”を結成し…
(この前に、鼻チューしてました!)
と、とにかくみんなと仲いいもんだから
あずきを泣かせ…
(↑風雅の”飲んだくれ亭主”演技にご注目!)
一番の“古女房”のあさこさんには
もはや多妻制を受け入れさせ…
(「人生も猫生も諦めって大切よ…」by あさこさん)
…と、ある意味やりたい放題なんですが
その人気はあいかわらず衰え知らずです。
下僕だって、挨拶に来られるとつい、
「あら、風雅、来てくれたのぉ!」
なんてウキウキする始末ですし…
(「ハッ!ヤツの手中に落ちてるわ!」キーー)
とにかく天性としか呼びようのない
この“たらし”具合。
願わくば、「まだ飼い主さんに心許さぬ
(女子)猫」のいるご家庭などで
飼い主さんと猫の橋渡し役をするなど
この才能を生かしてもらいたいものです。
■ “たらし”とその取り巻きたち、
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by ぐっちゃん