12.23
ガリガリに痩せた3頭の房がありました。
みな、同じ場所から。
飼い主から放棄されていました。
私は4頭を引き出す最中でした。
古河の兄弟、
シニアのソトジ、
八千代のカズヤ。
引き出す4頭の搬出作業中に、捕獲車輌がセンターに到着しました。
ここに運ばれてきた経緯については、何も分かりません。
が、兄弟たちの怯え、体格、頭数から、望まれて産まれ、大切にされてきた犬たちではないことが、瞬時に分かりました。
帰りに、事務手続きをしているときに、職員の方たちの話が聞こえました。
3頭に6頭が加わった、
まだ妊娠した母犬がいるが、産まれた頃にまた、つかまえにいけばいい、と。
でも最後の一頭まで、完全にゼロにしなければ、
繁殖とセンター収容と殺処分の、
この悪のサイクルは永遠に終わらない。
最後の一頭を残せば、あっという間に増えます。
未登録犬の根絶こそ、センターの存在理由であるはずが、こうして繁殖は放置されてゆく、、、。
首輪なく鑑札もなく、未登録の犬に溢れる、茨城県。
京と大。
神奈川のKDPさんが引き受けてくださいました。
ありがとうございます。
常総ワンゼロの皆さんが引き受けてくださいました。
引き出した日に、病院に入院しました。
今はハッピーハウスです。
手前は一時里帰り中のフミちゃん
by 鶴田おかめ