未登録犬の根絶を | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


12.23
ガリガリに痩せた3頭の房がありました。


みな、同じ場所から。
飼い主から放棄されていました。



私は4頭を引き出す最中でした。
古河の兄弟、
シニアのソトジ、
八千代のカズヤ。


引き出す4頭の搬出作業中に、捕獲車輌がセンターに到着しました。

カズヤ



捕獲隊の車が犬舎に入ると、シャッターが下り、車からケージがいくつも出されました。



3号室の前にいる犬たちもじっと見つめています。


こうしてまた、新しい犬がセンターに収容されていくのです。


次々とバリケンが運び込まれます。

房に入れられます。



吠え声のなかを。


3頭だった房が9頭になりました。


みな、同じ場所からの甲斐犬雑種です。


見分けもつかない黒い痩せっぽちたち。

ここに運ばれてきた経緯については、何も分かりません。

が、兄弟たちの怯え、体格、頭数から、望まれて産まれ、大切にされてきた犬たちではないことが、瞬時に分かりました。


帰りに、事務手続きをしているときに、職員の方たちの話が聞こえました。

3頭に6頭が加わった、
まだ妊娠した母犬がいるが、産まれた頃にまた、つかまえにいけばいい、と。





でも最後の一頭まで、完全にゼロにしなければ、
繁殖とセンター収容と殺処分の、
この悪のサイクルは永遠に終わらない。


最後の一頭を残せば、あっという間に増えます。


未登録犬の根絶こそ、センターの存在理由であるはずが、こうして繁殖は放置されてゆく、、、。





首輪なく鑑札もなく、未登録の犬に溢れる、茨城県。










京と大。
神奈川のKDPさんが引き受けてくださいました。
ありがとうございます。

かずや。
常総ワンゼロの皆さんが引き受けてくださいました。

負傷シニアの、日立ソトジ爺。
引き出した日に、病院に入院しました。

今はハッピーハウスです。

日向ぼっこするソトジ

日向ぼっこ用シニアサークル

手前は一時里帰り中のフミちゃん











ありがとう、まやちゃん









助けさせてください。

















by 鶴田おかめ