ジョンは、真壁で2年の間に餌付けしていたYさんが、里親になるから助けてほしいと連絡があった犬。
ら
優しい夫妻、
雪の夜、
青年、
残された猫たち。
しゅうちゃん、しゅうしゅうちゃんの命運を。
通るたび手を合わせます。
医療してお届けしました。
ジョン
お父さんお母さんの声を聞いたらすぐ分かった。
嬉しげ。
あそこに入れられただけで、ビビっちゃう。
センターは判定なんかできない、、
本当の性格だってわからない
奴らもバカじゃない、
息を潜めている、
殺されるかもしれない、と。
犬はあそこが殺される場所だと分かる。
譲渡適性の判定は、センターでは見誤る。
適性は分からない。
ジョンはセンターであんなに怯えていたのに、
吠え立てていたのに、
なかなか つかまらなかったのに、
元の場所に戻ったらすぐ、嬉しそうに笑い、
尻尾振っている。
by 鶴田おかめ