春 旅立ちの時 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

3月になったら。
ダイヤさんがトライアルに向かいます。

 
 
海ちゃんがトライアルに向かいます。
 
去年7月、私が初めてシェルターにきた時。
シェルター内のワンコ構成としては、常総野犬6頭とそれ以外の犬達、と言った感じで。
 
びびりだけどキャピキャピしてる若葉といちご。
女子の勢いに押されながらも頑張る大五郎。
そんな若手の引っ張り役海ちゃん。
そして全体をおっとり見守るむつみとダイヤ。
 
そんな風に見えました。
 
そんな野犬達が、ヒトに慣れ、預かりや今後の一生を共にする家族との出会いがあり、シェルターを卒業して、新しいステージに進んでいっています。
 
海ちゃんとダイヤ、シェルターに残った2頭も。
1月、海ちゃんに里親希望のファミリーが現れて。
海ちゃんのトライアル開始を目前に控えた今、ダイヤにも素敵な話がきて、海ちゃんよりちょっとだけ早く出発することになりました。
 
仲間の行き先を見届けて、海ちゃんとダイヤ
『常総シックス、発展的解散!』
そんな感じに、時同じくして旅立っていくんだね、君たちは。
 
奇跡のような旅立ちに思えます。
 
常総シェルターは元々常総野犬の存在から出来上がったそうで。
それなのに、どんな国なのかここは、野犬以外の保護犬達が途切れることなくやってくる。
 
今、常総市で殺処分ゼロが達成出来ている。
そのきっかけは、常総野犬だったわけで。
 
茨城県で掲げている目標『殺処分ゼロ』。
それはつまり県民に対する教育と、飼い犬達の管理が必要で。
でもまずは、今、目の前にあるその命を守るためのシェルターが、どの市町村でも必要なんじゃないの?
常総市はできてるよ。
できないこと、ないよね?ねえ?
と、単純に単純な一県民は思います。
 
今、やらなくてはいけない何かを、きっと誰もがわかっている。
 
 
常総シェルターから常総野犬がいなくなる日がくる。
奇跡。
 
それなら。
 
殺処分ゼロの県になる。
殺処分ゼロの国になる。
 
そんな奇跡を。
望んでもいいのではないかと。
そう思わせる旅立ち。
 
ダイヤ。
海ちゃん。
幸せになるために、行っておいで。
 
まい
 
JOSO WAN ZERO活動報告ブログより あんどう転載)