![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/56/7d/j/o0800045013470721352.jpg?caw=800)
犬が3匹飼われるお宅へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/d7/db/j/o0800045013470721654.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/22/d8/j/o0800045013470721845.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/53/0d/j/o0800045013470722122.jpg?caw=800)
小貝川の脇で、田んぼの高さの、低い土地にある集落だから、あっという間に水にのまれたそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/35/e7/j/o0800045013470723360.jpg?caw=800)
9月10日の日中に、石下で鬼怒川が決壊しました。
長助町は、石下から離れているし、まさかここは、大丈夫だろう、そう思っていつも通り。
ところが水は夜になって、小貝川でなく石下方面から押し寄せたそうで、皆さんはお風呂に入って2階で寝ていたら、夜10時に犬が騒いだ、それで目が覚め、外に出たら、水は膝の高さに。
犬は溺れかけている。
びっくりして、息子さんと、飼い犬3匹を二階に運びあげた、
最初の一匹をあげて
急いでまた戻ったときには、腰の高さに上昇、たった5分後にです。
犬は危なかった、玄関に電気がついていて、犬は前に繋いであったから、助けることができた、そうでなければ、真っ暗な泥水のなかを、どうやって探したでしょうか。
透明な水なら、泳いで助けられる、
汚い濁った汚水のなかを、どうしようもない。
水は一階の天井近くまで迫り、瞬く間に海のようになったそうです。
無事に助けられて、よかったよかった!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/67/df/j/o0800045013470730815.jpg?caw=800)
窓の上のラインまで、水が上がったらしい。
たくさんのボートが出たけれど、犬はダメだ、と断られた。自衛隊の船で、ようやく救出された。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151101/02/capin-blog/47/03/j/o0800142213470731791.jpg?caw=800)
物資を届けながら、つらい話も耳にします。
家に老人とこどものだけ、という家は、犬を助ける余裕がなかったようです。
リードが長くて、木にからまり、犬小屋に上れず溺死したわんちゃんの話も聞きました。
鎖に繋がれたまま、亡くなったわんちゃんは、脚としっぽしか水のなかに見えなかったそうです。
日系ブラジル人の青年は、もと自衛隊で、訓練を受けていたから、灯油ポリタンクをロープで縛り、パレットをのせてボートを作り、相野谷の自宅に戻りました。
消防や警察に止められるのを振り切って、水没した家に戻り、残した犬を助け出したそうです。
そのとき、町内に繋がれたまま溺れていた犬を、かなり助けてくれました。
首輪を外して。
水に浮かんでいた遺体は、10体くらいは、見かけたとのこと。
首輪のない犬が、群れになり、常総の町中を歩く姿が見かけられています。
野犬ではなく、被災した飼い犬の可能性が高いので、速やかな保護と飼い主さん探しが必要です。
By おかめ