2014/05/15
軽暑の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは、下記のように、6月17日衆議院会館において院内交流集会「被災動物の救済とあるべき法制度」(THEペット法塾主催、全国動物ネットワーク共催)を開催する運びとなりました。
それに向け、被災地での保護活動に携わってこられた皆様から、現場の声を集めております。保護活動の実態と皆様のご意見をアンケート形式でまとめ、6月17日に配布の資料集のなかにそれを含め、全国の行政・国民の皆様にお読み頂けるよう、準備を進めております。
この「被災動物保護活動に関するアンケート調査」に是非ともご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
<アンケートの対象>
2011年3月11日の東日本大震災発生以降、被災地に入って動物の保護活動をされてきた個人または団体(事務局で把握し切れていない団体もございますので、情報をお寄せください。)
<実施期間> 2014年5月末日
<アンケート送り先>
郵送: 〒305-0051 つくば市二の宮2-7-20-1F 坂本法律事務所
メール: fwin5675@nifty.com
fax: 029-851-5586
_________________________________
~救済の仕組み確立に向けて~
被災動物保護活動に関するアンケート調査
■団体情報
団体名( )
団体の形態(NPO法人・任意団体・その他 __________)
団体構成人数( 名)
<個人の方はここからご記入ください。>
代表者名( )
所在地(_______都・道・府・県 _______市・町______丁目______)
連絡先・電話番号( )
平時の活動内容( 犬の保護譲渡 ・ 猫の保護譲渡 ・ シェルター運営 ・
センターや保健所からの引き出し ・ TNR地域猫活動 ・ バザー ・
パネル展や映画上映会などの啓発活動 ・ その他___________)
行政との連携( あり ・ なし )
■被災動物保護活動について
活動エリア(複数回答可):
(岩手県・宮城県・福島県・茨城県・福島県警戒区域内・その他の地域___________)
■活動時期:
( 年 月 日)から
( 年 月 日)まで
年 月 日に休止・ 現在も活動中
■活動内容
保護した犬の頭数( )譲渡数( )飼い主がみつかった犬数( )残った犬数( )
保護した猫の頭数( )譲渡数( )飼い主がみつかった猫数( )残った猫数( )
■被災動物の保護譲渡にかかった全費用( 円) *雑駁で結構です
■犬1頭の保護に要する初期医療費( 円)
内容ごとにご記入ください。
ワクチン( 円)
避妊去勢手術(オス 円、メス 円)
血液検査( 円)
ノミダニ駆除( 円)
駆虫( 円)
1月にかかるフードやペットシーツ等の飼養費( 円)
■猫1頭の保護に要する初期医療費( 円)
内容ごとにご記入ください。
ワクチン( 円)
避妊去勢手術(オス 円、メス 円)
血液検査felv/fiv( 円)
ノミダニ駆除( 円)
駆虫( 円)
1月にかかるフードや猫砂等の飼養費( 円)
■寄付
物資の寄付はあったか。( 物資は寄付を受けた ・ ないため購入していた )
→ 寄付を受けた際の提供元:(救援本部 ・ メーカー ・ 一般の方 )
■シェルターのある団体あるいは個人の方
収容している動物の頭数(犬____頭、猫_____頭、その他____匹(羽))
このうち被災地からの動物(犬____頭、猫_____頭、その他____匹(羽))
運営に要する家賃( 円/月)
光熱費( 円/月)
消耗品( 円/月)
スタッフ(ボランティアのみ ・ 人を雇っている)
→ 雇っている際の人件費( 円/月)
*不明な場合は、医療費・消耗品費・フード代込みで
月にいくらかかっているかの情報でもOKです。( 円/月)
救援本部から義援金をもらったか?( はい ・ いいえ )
足りない分、もらっていない分はどうしているか?( 寄付でまかなえている ・ 自己負担 ・その他____ )
■救援本部が義援金の一部を投資に回し損益を出した件について
(許されない・許される・その他___________ )
■義援金提供を受けずに手弁当で被災動物の給餌、捕獲、避妊手術などを行っている多くのボランティアに対し、公的支援があるべきと思いますか?
(義援金はそのために集まったので、当然そうである ・ 必要ない ・ 救援本部だけでなく国からの支援があるべき ・必要ない)
■警戒区域内の大量の牛や豚の餓死・凍死について、どう思われますか?(複数回答可、マルをつけて下さい)
(決して許されない ・ 今後は改善されるべき ・ 産業動物も犬猫と同様に等しく保護され生かされるべき ・ 産業動物は別枠で考えるしかない ・ 現状維持でよい ・ ほかに方法がない )
その他のご意見( )
■帰還困難区域にはいまだ動物が取り残されており、ボランティアにより保護TNR活動が公的資金もなく自腹で継続されていることについて。(複数回答可、マルをつけて下さい)
(本来なら国・東電が責任もって保護すべきである ・ 救援本部の義援金が投じられるべきである ・ 公的機関が見捨てたのなら、保護のための給餌と捕獲を民間に許可すべきである ・ 残された動物は見限るべきである ・ 給餌は許されない ・ 第二世代第三世代は助けるべきでない ・ 救援本部の義援金は投じるべきではない )
その他のご意見( )
■自然環境研究センターが億の復興資金を投じて行ったペット保護活動についてどうお考えですか。(複数回答可、マルをつけて下さい)
(企画コンペが出来レースだった可能性が高い ・ 動物のために使われたわけでな
く復興金はこの天下り団体に流れた ・初年度(24年度)も、捕獲実施期間は繁殖時
期(3月~)をはずして9~10月と12月の2回のみで、25度と26年度は一斉保護は実施
されていない。期間も限られ、形ばかりの保護活動だったといえる ・ 研究と称し
てカメラ等を設置し、猫が多数残されているのを知りながら、保護をせずに見限った
のは、許されない ・福島県救護本部と環境省と4町(大熊/浪江/富岡/双葉)は、
「ペットを保護してほしい」との住民からの要望がないことを理由にして、一斉保護
を放棄すべきでなかった、住民からの要請があってもなくても、動物愛護法のもと、
保護をすべきであった・ 多額の復興資金を投じての活動であったのに、今も繁殖は
続いていることから、その実績がみえてこない(民間は手弁当で毎週被災地に入り、
繁殖と保護はエンドレスである) ・ センターによる三春のシェルター運営(猫80
匹・犬10匹+αが今年5月現在の収容頭数であり、今年9月に閉鎖の予定)に毎月500
万円もかかっていることに驚愕する(民間はその五分の一あるいは十分の一で懸命に
運営している) ・ 月に500万円をかけてのシェルター運営は適正である ・ セ
ンターは精一杯のことをしたといえる ・これが日本の動物行政のレベルであるので
仕方ない )
その他のご意見( )
■被災動物だけでなく、平時の捨てられた動物の保護活動においても、シェルター運営や医療、飼養や譲渡にかかる費用には公的援助がなく、民間に丸投げされている現実があります。警察も役場も、民間に犬猫を委ねていながら医療やフードの費用は出さないところが圧倒的多数です。行政・社会全体が生かそうとしていないこの民間丸投げの仕組みについて、どう思われますか?(複数回答可、マルをつけて下さい)
(犬猫も人間も同じ命であり殺さない社会を作りたい・ドイツやイタリアのように、捨てられた犬猫を収容して生かす公的シェルターが日本にも整備されるのが望ましい・殺処分するシェルターはなくしていくべき・行政も譲渡を進めるための方策を練るべき・野良猫のTNRの費用は国がもつべき・行政による民間への丸投げは終わりにし、官民一体でのシェルター運営をしてほしい・行政主導で協力獣医を増やすべきである・先進国として愛護動物救済に税を投じるべきである・動物に税金を投じることはできない・民間がやっていくしかない・警察や役場から依頼を受けた犬猫も民間が自腹で医療費をもつべきである・人間のほうが犬猫より大事である・生かすシェルターは不要)
その他のご意見( )
___________________________
~全国動物ネットワーク事務局より~
byおかめ