拝啓クビオ保護依頼者S様、フォスターペアレント福嶋様、板橋様、池田様 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

拝啓 常陸大宮市 S 様







このたびは、クビオ君の医療費とご寄付をお振込頂きまして、誠にありがとうございました。


多額のご負担、申し訳なく存じます。



動物の保護活動は、医療費、飼育費と、ほんとうにたくさんのお金がかかります。






見捨てられない人、保護したい人が、結局犠牲になって、苦しまねばならないとは、


なんという国でしょうか。






これがイタリアやドイツなら、行政に保護依頼をして、公的シェルターで終生飼養か譲渡です。






日本では、動物の保護をする人たちは、自己責任でやていくことになり、みんな貧乏になっていきます。



http://www.capinew.jp/blog/







Sさんから、庭に来ている触れない猫の首にヒモがまきつき、血が出ている、


どうにかしてあげたいが方法はないか、との電話相談を10月末に頂いたとき、


キャリーにエサを入れてなんとかつかまえてくださいとお話ししました。


その夕方にすぐにつかまえて下さり、翌日にバジリコさんがお迎えに行ってくれて、そのまま病院へ入院。





首の肉に食い込んだヒモを取り、縫い合わせて頂き、


ワクチン、去勢、ノミダニ駆除などをして、山猫亭にやってきました。





痛々しい姿で、生き地獄とはこのことでしょう。


ほんとうによくつかまえてくださったと思います。




慣らして譲渡か、あるいはリリースか、悩みました。




近くに、猫の首にとがったヒモをかけるような虐待者がいるような場所にはとてもリリースできず、


慣らして譲渡できるかなと考えていましたが、そのうちに首がまた切れてきて、再入院となり、


再度縫い合わせをして、1月かかってやっと12月に退院となりました。




傷が深いと、何度縫ってもまた切れてきてしまうそうです。





また、この猫さんは肉球から血がにじみます。


薬品のせいでしょうか。



(関さんのお宅のべたべたに人慣れしていた猫ちゃんが、


3年前に、突然いなくなり数日後にまっしろになって帰ってきたという話が忘れられません。


まっしろになる、しらがまじりのようになる、なんてよほどの精神的ショックなのか。


マリーアントワネットを思い出します。


薬物を使われたなら、(動物病院の先生によれば、)ハイターかもと。


信じがたい話です。)





白髪になってしまったSさんの猫ちゃん。


甘えてSさんの背中に上るほどに懐いていた猫が、その逸走事件を境に、人を寄せ付けなくなり、


怯えてばかりで、縁の下に入って生きていた、それも神社で数ヶ月後になくなっていた、という話を思うと、


やはり、そこには戻せない、と感じました。




肉球からばい菌が入るかもしれませんし、


首がまた切れてきても、慣れない猫をまた捕獲器でつかまえられる保障はありません。


リリースしたあとで、あの子どうしたろうか?と一生悩むより、


我が家のリビングでシャーシャー逃げていたほうが精神的に楽でした。






しかし保護依頼をされた方が、こうしてきちんと医療費をお支払い下さることはほんとうに感謝します。


領収書を送らせて頂き、医療費と入院費にあてさせて頂きます。





保護依頼者のうち、多くの方が、丸投げで、医療費も飼育費もこちらでたてかえたまま、


連絡がとれなくなるケースがよくあります。


今回は、クビオの保護について依頼者としてきちんとご負担を下さり、心から感謝いたします。




これからもクビオちゃんのご報告をしていきます。


ご安心ください。


そして、すばらしいお知らせです。


クビオちゃんにフォスターさんが現れました!







拝啓 つくばみらい市 福嶋 様






いつもお世話になっております。


おうちから脱走してしまったシャム猫ちゃんをあきらめずにずっとお探しで、


当会HPに猫の捜索記事を掲載したご縁で、当会とのつながりができました。



クビオ君が、保護されて当会にやってきたとき、すぐにご連絡をくださって、


いなくなった猫ちゃんに似ている、でも違うようだと。


それからずっとクビオちゃんのことをお気に掛けて頂いてきました。






そして、このたびはクビオ君のフォシターになって頂き、誠にありがとうございます。


クビオはシャー猫なので、ふつうに可愛がって飼うことはすぐには無理ですが、


とても元気にしております。



山猫亭のリビングで、10匹の猫といっしょに暮らしています。


人間を見ると、さっと逃げてコタツに入ってしまいます。


が、コタツをめくると、元気な姿がみられます。


しっかり食べて、しっかり寝て、丸々と太り、とても可愛いです。




(コタツの中、手前はルナちゃんのお尻)



拝啓


チョビ子ちゃんのフォスターさんでいらした市川市の板橋様





チョビ子ちゃんを亡くしてからも、ずっと当会にあたたかなご支援をくださっていらっしゃることに


感謝申し上げます。




白血病ルームの子たちも、みんな元気です。


いまは5匹になってしまいましたが、頂いたチョビ子ベッド、今も喜んでみんなが使っています。







拝啓 一郎君のフォスター様、尼崎市の池田様


一郎君はとってもおちゃめで、可愛いです。


来たばかりのときは、人が怖いらしく距離がありました。


が、今ではすりすり身体を寄せてきて、高い声でお話ししてくれます。






頂いたウエットをたっぷり食べさせています。


食欲もありますので、しっかりと栄養をとらせています。


いま夢中なのは、おもちゃのボールで遊ぶホッケー。


サンゴとは大の仲良しです。



(コタツでサンゴと。)

ミト

ロン


いま、白血病の空くんが、不調です。


口が痛くて食べられません。


でも、部屋に行くと起きてきて、スリスリと挨拶をしてくれます。





皆様に支えられて、なんとかこの子たちも生きています。


たくさんの方からのご寄付に感謝いたします。




byおかめ