彼のコピーバンドをやっていた90年代初め。
僕はこれが凄く欲しくて探しまくっていたのだけど何処にも売っていなかった。
そうなのだ。その当時は製造中止となっていたのだ。
仕方がないので、黒いストラップを購入し白マジックで下手くそなピースマークを描いて使っていた。
その後、20年近く経ったある日。
千葉そごう内にある山野楽器(今はもうない)に行ったら置いてあるわけ。 PEACE&DOVESが。
『ビンテージ版ついに復刻!』とある。
実はシカゴのストラップメーカー:ソルジャー(Souldier)社が60~70年代の有名ミュージシャンがこぞって使用したエース(ACE)・ストラップをハンドメイドで2008年に復刻したのだ。
その中にニールヤングの使用していNY・ピース&ダブのストラップも入っていた。
お値段1万円超え。たかが“布製”のストラップの割に高いな…。 と思ったが、20年越しの遭遇だ。僕は当然迷わず買った。
そしてレスポールに付けて使用し始めた。 更にその後10年位経った頃から、色々なメーカーからずいぶんと価格の安いモデルが出てきた。
色違いも増えてきて、チラホラとそれを使用している人を見かけるようになった。
知人のミュージシャンの中にも使用している人が出てきた。
俺が認識している中では 2人。
いずれもアコギに付けて使用している。
ただのギターストラップだし、勿論アコギに使おうがエレキに使おうが自由。
でも他人と被るのが兎に角苦手な自分。テンションが下がってきたのも、これまた事実だった。
例えば、着ている服が被るなんてのはもっと嫌。(笑)
ペアルックなんてとんでもない(笑)
なので、同じPEACE&DOVESでも色違いのものをピックアップして使用し始めたりしたのだ。
ところで、ニールヤングは現在でもこのストラップを使っている。
恐らく優に50年以上は経っているのではないか。
経年劣化もなんのやら。彼はオリジナル(布製)がボロボロになっても、それをデニム地の幅広のストラップの上に縫い付けて使っているのだ。
よほど、このデザインが気に入っているのでしょう。(笑)
オリジナルの布製のモノは生地も薄いし、幅も狭い為、付け心地が決して良いわけではない。長時間使うと肩も痛くなる。
うーん。もう、このストラップも使うのやめようかなと。
そんな事を思っていた矢先。
なんと見つけてしまったのだ。😂
ニール御大の様な(幅広ストラップに重ねている様な雰囲気の)ストラップが。 😲
そして、オリジナルの布製のよりも値段も少し安い。
これが先日届き、さっそくレスポールにセットして抱えてみたがクッション性もあってか、肩の付け心地サイコー。
コイツはイイぞ!
おい、オマエ、サイコーだよ。
どうか、被りませんように(笑)