京都大学キャップ投げ倶楽部(KUCtC)所属、よこっぺと申します。
キャップを狙った所に正確に投げ込めるコントロールが欲しい…
そんなキャッパーなら誰もが思っているであろう、コントロールを良くする方法を3点程述べたいと思います!
やっぱり練習量なんじゃないの?って思ってる方もいるでしょう、
確かにその努力はとても大事ですが、
その努力、空回りしてませんか?
① 自分のピッチングを動画で撮る
コントロールを良くする方法で、私が一番推したいのはこれです。
キャップ投げなら、多少のスペースとスマホさえあれば誰でも撮れるでしょう。
野球と違ってスマホにぶつけても、まあ壊れません(笑)
大事なのは、撮った動画を見返すこと。
自分のピッチングフォームを客観的に見ることです。
コントロールが良かった時と悪かった時の挙動を、注意深く比べてみて下さい。
腕が下がっていたり、踏み込んだ足の位置が違っていたり…
原因は様々でしょうが、何か気付くことがあると思います。
わからなければ、他の人に見てもらうのもいいでしょう。
当然、一挙手一投足同じ投げ方ならば、キャップは全く同じ所に行きます。
私もよく自分のピッチングフォームを動画で撮っていました。
自慢ではないのですが、それで約3ヶ月で安定してストライクを取れるようになりました。
さらにその動画をインターネット等で公開すれば、普及活動にも繋がり一石二鳥です(´ω`)
② 練習場所、使うキャップの固定
日によってキャップを投げる場所が変わる…なんて方はいませんか?
キャップはとても軽いので、風や気圧の影響をもろに受けます。
なので、練習場所が変われば当然感覚も変わります。
身体に感覚を覚えさせるには、なるべく同じ場所で練習しましょう。
出来れば屋内が望ましいです。
また、複数の違うタイプのキャップを併用している…なんて方もいませんか?
例えばお茶や水などの柔らかいキャップと、炭酸飲料などの硬いキャップ。
この2つは感覚に雲泥の差があると私は思います。
コントロールが不安なら、使うキャップは1種類に限定した方が良いでしょう。
キャップの銘柄もなるべく固定した方が確実です。
割れたキャップや、使い込んでグニャグニャになっているキャップも、感覚が変わるので注意しましょう。
③ 実戦形式で練習する
もし、これを読んでいる貴方が試合で登板したいと考えているなら、打者を打席に置いて練習してみましょう。
キャップ投げはメンタルスポーツです。
緊張して指先に余計な力が入ったりすると、コントロールがそれはそれは大変なことになります(笑)
周りに他人が居ない場合は、自分は今バッターと対峙しているのだと妄想するのでもいいでしょう。
カウントをつけるだけでも、それなりの緊張感が出てくると思います。
…とまあこんな感じでしょうか。
キャップ投げのピッチャーで一番大切なのは、鬼速いストレートでも鬼曲がる変化蓋でもなく、『それなりにストライクが取れるコントロール』です。
地味な練習ですが、特に上記の①・動画を撮って何度も見返す、
これがコントロールを良くする最短の方法なのではないかと私は思います。
とはいえ、やはり練習量は大事。
とことん投げ込んで、自分だけのフォーム、リズム、感覚をしっかりと掴んで、是非打席で会いましょう。
それでは。
著・よこっぺ (@Yokoppe_cap)