私は、もともとキレイ好きな人間だった。
むしろ、潔癖ですらあったと思う。
ひとり暮らししている時は、散らかす人が自分しかいないので、
片付ける・掃除する行為が好きだった。![]()
片付けたら、すぐキレイになるし、目に見えて成果が出たので、やり甲斐があった。
でも、他人(夫)と同居するようになってから、だんだんと、その要素が薄れてきた。![]()
いちいち注意するのも苦手だし、角が立つと思って、
散らかされても汚されても、自分が我慢できる範囲までは何も言わなかった。
あとは、夫の体力的・精神的疲労度や機嫌を見ながら、
感じ良く注意するか、黙って自分で片付けるようにしていた。![]()
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子どもが生まれてからは
ただただ、自分の赤ちゃんが不健康になってしまうことを恐れていた。![]()
ネットや育児本から得ていた情報(赤ちゃんには●●は良くない。とか、ウィルス・菌・アレルギー・栄養について)
を、そのまま素直に受け入れていた。
だから、赤ちゃんの体や、赤ちゃんに触れるものに関しては、消毒・殺菌を常に意識していた。
新生児時代は、くすりを飲めるような年齢ではないため、ことさら神経を使っていた。
娘の肌の乾燥にも敏感になりすぎて、高級クリームを用意し、日に何度も塗ってたりした。
ただ、赤ちゃんが寝る部分以外の空間は、まったく掃除できていなかった。
連日の夜泣き・寝不足で、それどころではなかったからだ。![]()
生きるだけで精一杯な時期だった。
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子どもが1、2歳になる位から、じょじょに、自分の中で、
清潔な状態をキープしておくのが無理だと悟った。![]()
子どもは、どんなに言っても、手にとったものをなめるし、口に入れる。
家の中にいようが、外にいようが関係なく。
遊具やらガードレールやら靴の裏を触った手で、目をこすったりもしてしまう。
公園などに簡素な手洗い場がある所もあるが、
あんな所でちゃんとした手洗いができるわけがない。
(清潔なハンドソープはないし、お湯も出ない。)
さすがに、犬など動物に触れた後は、手持ちの除菌シートで手をふいたりはしてたけど、
それでも完璧な対策ではないと思う。
そんなわけで(保育園に通いはじめた影響も大いにあると思うけど)
子どもあるあるだが、
1歳児から、娘はよく病気にかかった。
通院しない月がないほど、小児科にお世話になっていた。![]()
3歳ぐらいからは、免疫もつき(?)身体も強くなり、病院に通う頻度が激減した。
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話を戻そう。そう。もともとは綺麗好き。掃除好きだった話に。
うちの子は、悪魔のイヤイヤ期が(1歳半から3歳半まで)あった。![]()
その時は、もう手洗いしよう。お片付けしよう。と言っても聞く耳もたず。
ただただ「いや!いや!!いや!!!」の一点張り。![]()
他の記事でも書いたけど、外でも中でも気にいらないことがあると、
ダンゴムシのようにひっくり返って、激しく抵抗していた。![]()
その対応だけでも、相当疲れるのに、
常に娘の手などを消毒し、部屋を清潔な状態にしておくのは、不可能だった。
一旦、そのことは忘れようと決めた。どうせ、できないから。
そして、言葉が遅めだった我が子も、ようやく3歳半ぐらいで、言葉によるコミュニケーションができるようになってきた。
ということは、これからは親が自分でやってしまうのではなく、子どもが自分で片付けなり準備なりする時期になったということ。
それは、今度は違うストレスを生みはじめることになった。![]()
イヤイヤとは異なる反抗というんだろうか
とにかく、すんなり「いいよ」「わかったよ」と肯定して行動に移してくれない。
私の言い方が悪いのかも。と何度も夫婦会議したりもした。
でも、やっぱり、子どもの「めんどくさいから、今はやりたくない」というわがままが
そうさせていることが多い。
「お片付けして。落としたものは拾ってゴミ箱へ。こぼしたら拭いて。」![]()
そんな言葉を繰り返していると、根負けして、よくないことなんだろうけど、自分でやってしまう。
時間が無限にあったらいいのかもしれないけど、常に時間に追われているわけだし。
そもそも、私のメンタルがもたないから。![]()
そして、現在。
私は、気がついたら、潔癖でもキレイ好きでもなくなってた。![]()