傷ついた日のこと

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睡眠薬を無くす、という挑戦に出ただんなくん。

うつを患ってから沢山の「杖」をついている彼の暮らしの中で、

この薬は一番太い杖の一つでもあります。

お医者さんと相談したこととはいえ、障害は多いらしく、

生活がガタガタと一気に崩れてしまったそうです。

 

ある日、彼とビデオ通話していたときのこと。

「(パートタイムでお世話になっていた)職場を辞めた」

と、絞り出すように彼が言いました。

普通に出勤できない自分は、迷惑をかけてしまうから。

自分も辛いから。

 

「そっか、ゆっくりやりなよ。

 薬をなくすことに集中すればいい。大変なことだから」。

 

そう答えた私でしたが、次の日を迎えてみると、

しっかり寝たはずなのにベッドから起き上がれない自分に気付きました。

憂鬱で、腕を上げるのもめんどくさい。

こういうのは、精神面の不調です。

 

何とか起き出してお茶を入れていたら、ルームメイトが起きてきました。

キッチンで彼女に何気なく話した言葉が、

「……夫が仕事をやめたの。

でも、何でやめるまえに相談してくれなかったのかなって」

の一言。

 

そこで、やっと気付きました。

あ、自分、傷ついたんだな。

私は、他人に向けた自分の負の感情に疎いのです。

 

 

そこからは解決が早くって、

「君が何しても応援する気でいるけれど、

相談してもらえなくて悲しかった。私は君の、何なの?」

と泣きながら電話で伝え、理由を聴き、謝ってもらいました。

(駐在の最後の日々を送る私を、心配させたくなかったらしい。)

これで大丈夫。

 

 

自分の感情を、正直に伝えるのが一番。

だんなくんがちゃんと話を聞いてくれる人で、本当によかったです。