6月半ばに、だんなくんと子どもを置いて出国した私。赴任先は中東。
本当は12月まで帰国しない予定でしたが、だんなくんが
原因不明のアナフィラキシー・ショックで救急搬送されて入院し、
3ヶ月を過ぎたタイミングで緊急一時帰国しました。
だんなくんが心配な一方、やっぱり子どもと会えるのは楽しみで。
果たして、3ヶ月ぶりに母親を見た2歳児はどう反応するんでしょうか。
なみ:「ただいまです〜」(ガチャッ)
義母:「あら、おかえりなさーい! ほら、ママだよ〜」
幼児:「……。………。」(口が開いてる)
なみ:「ママだよー! おいでー!」
幼児:「………。」(とてててっ)
幼児:「…ママー」
ぎゅっ。
何もいわずにぎゅっと抱きついてくる幼児を抱き返して
やっぱり私も涙が止まらず、
「帰ってきたよ〜。ありがとう〜。」を繰り返していました。
義母:「よかったね〜シャオリー(娘の中国語名)。ママ帰ってきたね〜」
幼児:「ママ、かえってきた」
義母:「ママいままでどこにいたのかな?」
幼児:「飛行機でしごといった」
義母:「(私に)よく『飛行機乗ってママ探しに行く』って言うんですよ」
なんだこの天才2歳児…!(ずぎゅーん)
動詞2つを1文に突っ込めるなんて!(←そこか)
3ヶ月前は動詞1つも満足に言えなかった気がするんですが。
子どもの成長、早いです。私のヘブライ語よりレベルが上だよきみ。
でも、達者なのは義父母が話す中国語のほうで、
私は帰国中、幼児の言葉が半分くらい分かりませんでした。(爆)
順調にバイリンガル(中国語強め)に育っております。
小さなブロックを組み合わせられるようになっていたり、
泡風呂であそぶのが大好きになっていたり、
階段を這わずにのぼったり、靴や服にこだわったり。
「これはXXだからいけない」と叱ると、
目に涙をいっぱいためて唇を噛みしめたり。
(この泣き方、私と全く一緒だ。苦笑)
たくさんの成長を目にすることができましたが、
何より、語彙が本当に増えました。
右と左も分かるし、身体の部位も手足から5本指まで分かります。
自分がやりたいことを言葉で表現し、周りに伝え、
嫌なことは「やだ」とハッキリ言って自己主張。
ちょっと甘やかされてワガママっ子にも見えましたが、
元気で毎日笑ってくれていたら、まずはママは嬉しいよ。
帰ってきてから、改めてひとつひとつ考えていこうね。
うつ病で日々倒れながらも幼児と向き合おうとするだんなくんにも、
毎日保育園から寝かしつけまで対応してくれる義父母にも、
本当に感謝です。いつもありがとうございます。時間を大切にします。
※ちなみにこの靴、9,000円もしたそうです…。
幼児が靴屋で見つけ、他の靴を提案されても見向きもせず、
自分でレジに持って行こうとする徹底ぶり。そんな幼児に折れただんなくん。
それ、ママの靴より2倍は高いです。大事に履いておくれよ。涙