こんにちは、三日坊主予備軍並木です。
「前回の記事を読んで思わずニヤニヤしました」という感想を
数多くいただいております。
600人を超える皆さまに読まれてしまっているようで、
恥ずかしいというか開き直りです。笑
えぇ、ツンデレですとも。



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さっき仕事をしながら自宅の庭を見ていたら、
紋黄蝶(あの黄色い小さいチョウ)が二羽、ひらひら飛んでいました。


「あ、久しぶりに見たな」


と思いました。
子どもの頃は、あんなに毎日のように見かけて、
そっと捕まえたり、追いかけたりしていたのになぁ。


で、「最近チョウを見かけなくなった理由」を
ぼんやり思案していたのですが、


理由その壱:
「宅地開発が進み、チョウが住める環境が減ったから」



…うーん、もっともらしい。
なんかすごく立派なことを主張している気がする。



でも多分、こっちじゃないかと思った。


理由その弐:
「私が、チョウのいる場所と子どもの目線に居ないから」




我が家は目の前が深い林なので、
昆虫とお友達になるのはワケないのですが、


私のお友達はカナブンと蛾と、◯キブリが主です。
彼らは夜の街灯に集まってきます。
要は、私はチョウが飛ぶ昼間に、家に居ないのでありました。


昼間に外を歩くときも、私の目線は目的地まっしぐらです。
周りを見渡す時間なんて、一息つくタイミングにしかない。



だから、確かに我が家の周りは宅地開発が進んで
チョウが減っているかもしれないけれど、

いくらチョウが増えたとしても、
私の意識と行動が変わらなければ、
チョウは私にとって「いない」んだろうなぁ。



そんなことをぼんやり思う、金曜の午前。


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もう一つ、
浪人生時代に解かされた(ような気がする)、
東大の問題を思い出しました。




2つのグラフが並んでいて、

片方は地球の大気中の二酸化炭素の量(濃度?)。
もう片方は、地球の大気の温度。

ともに右肩上がりで、

問題は確か、「この2つのグラフから分かることを述べよ」
だったと思います。




「二酸化炭素が増えると、地球温暖化が進む」



予備校の先生が教えてくれた答えは、確か、



「大気中の二酸化炭素量と、地球の大気の温度は、
何らかの関わりがある可能性がある




でした。なるほどね。


一見理由は明らかであるように見えて、
それを「明らかな理由」に「仕立て上げている」のは、
私達自身の意識なのでしょう。

本当は、それが理由であることを証明するには、
たくさんの、本当にたくさんの証拠が要る。
グラフ2本程度で分かってたまるか、ということです。




本当に問題を解決したいと思ったら、はじめは、
巷で当然とされている既存の答えを前提にしては、いけない。
会社で、先輩の仕事がカンペキだと思いこんだら、ミスを招くのと同じ。

その答えは、私達の願望から来ているかもしれない。
物事を単純化して捉えてラクしたい、私達の怠け心から来ているかもしれない。




そんなことを、
やたら宗教や歴史が理由にされがちな中東問題や、
やたら格差是正がシステム化されがちな障害者問題や、
やたら権利やら権益やらが議論にのぼりがちな在日外国人問題に対しても
思うのでした。