愛おしい悪女・タバ子へ。
<今回は、ハードボイルドだ>
オレには、17歳の頃から40年間付き合ってきた
タバ子という恋人が居る。
医者の友人をはじめ、ほとんどの友人が忠告する。
「もう、別れたほうがイイ・・・。お前のために言ってるんだ。」
「いつまで付き合ってるんだ!いいかげんにしろよ。」
みんな、タバ子のことを、目の敵だ。
だけどオレは、タバ子と居ると落ち着くし、もし居なくなったら・・・・と
考えただけで、ゾ~ッとする。心神喪失にさえなりかねない。
しかし、最近タバ子と付き合ってるというだけで、
レストランでも、入店を拒否されたり、
万一入れてくれたとしても、一番隅っこの暗い席しか用意してくれない。
いいや、嫌いになったわけじゃあないんだ。時代かも知れない。
棺桶に生ハムとお前を一緒に入れて欲しいと、遺言状には絶対に書くサ。
そりゃあ、タバ子には貢いだサ。貢ぎ上げた。
約40年前、大学出の給料が3万5千円くらいの時もお前は1箱270円。
その頃は、タバ子も赤いドレスだったなあ・・・。
もし、あの頃すぐに別れていたら・・・・・
↑コイツを手に入れることは、たやすかったし、
↓こいつさえ、オレのものになって、朝から晩まで一緒に居られただろう・・・・。
今更、タバ子の悪口を言うつもりも無い。
今でも愛してるし、死ぬまで付き合うつもりだった。
そう!さっきまではね。
タバ子・・・・もう終わりにしよう。
5月31日の深夜11時59分59秒で
君と、別れる。
こうやって、ブログで宣言したんだ。
この後もズルズルと君と付き合ってたら・・・・・
友人たちに合わせる顔が無い。
そうなんだ。もうオレたちの、あの時間は帰ってこないんだ。
ニコチンガムもニコチンパッチも・・・ みんな失敗。
あとは、こういう場での宣言しかなかったんだ。
ゴメンよ・・・・タバ子。 さようなら・・・タバ子。
タ・タ・タバ子~ッ!
タバ子お~~~っ!


