遡ること2ヶ月前。
5月のピアノリサイタルに向けて、
何の曲を弾くか先生と相談していた。
「新しいものにも挑戦してみない?」
という問いに、YES!で即答。
「後で合う曲を見繕って、メールで送るわ!」
と言われ、ドキドキしながら待っていた![]()
そして2日後に届いたメール。
「いいの見つけた!デュエットしましょう!」
へ???
デュエット?
思いもよらぬ連絡に、戸惑いを隠せなかった私。
デュエットと聞いて、びっくりして一瞬歌うのかと思ってしまった。
連弾のことか![]()
さらにデュエットの相手は10代の男子だというではないか。
先生イチオシの生徒というではないか。
クリスマスのミニリサイタルで会ったことあるらしいが、
残念ながら私にはアメリカ人の子供の顔を見分けられない。
全然記憶にない!
正直、連絡を受けたその時は断ろうと思った。
私、いかんせん自分に自信がないので、
相手にご迷惑がかかります…という気持ちでいっぱいだった![]()
だけど。
ちょっと想像してみた。
自分の子供と言ってもおかしくないくらいの年齢の男の子と連弾する自分。
親子共演(仮)か〜。
なんか、ちょっと面白い画やな。
日本の家族に見せたらびっくりするかな![]()
そう思うと、どんどん前向きになって、
結局「やります!」と返事をしていた。
アメリカじゃなかったから挑戦できんかもしれん!という思いもあった。
そしてそれから各々で練習すること約2ヶ月。
いよいよ2人揃って練習するときがきた!
ついにご対面!
ドキドキしちゃう![]()
いつもより少し早く先生のお宅を訪問。
すでに彼は来ていた。
はじめましてのご挨拶。握手付。
彼はとても真っ直ぐな瞳をしていて、
よくいるアメリカンな感じで前髪をピシッとなでつけてて、
とても落ち着きのある雰囲気を醸し出していた。
先生から聞いていたとおり、
「彼はとてもいい子」(←大体誰でもいい子だけど)だった。
練習の成果もあってか、2人の演奏を先生が褒めてくれた![]()
先生はいつも褒めてくれるからやる気が出る。
私は緊張してミスしまくりやったから、
本番に向けてもちょっと頑張らねば![]()
曲もとても美しいので、リサイタルがとても楽しみ![]()