備忘録として、残しておこうと思う。
ちょい長い。。。
12月。
クリスマスホリデーを利用して、
パリ行きを計画していた私たち。
そもそものプラン。
◎3泊5日 パリ宿泊
◎行き:BNA▶︎PHL▶︎CDG
◎帰り:CDG▶︎ORD▶︎BNA
ナッシュビルを予定通り出発し、
フィラデルフィア空港を満喫したところまで、
出発日にブログに書いた。
あの後、予定時刻18:30にCDG空港に向けて旅だった。
ところが。
フィラデルフィアを出て2時間もしないうちに、
機長からアナウンスが入った。
「ギャレーで異臭がする。このままでは大西洋を渡れないから、最寄り空港に降りて点検します。」
真っ先に夫を見たよね。
夫の飛行機運のなさが、
ついに2人の旅行にも影響し始めたか…と思ったよね。
最寄りのMoncton目指して折り返し飛行開始。
しかし、Monctonが悪天候のため、
その後更に1時間くらい戻った先の、
Maine州Bangorという空港へ。
Bangorに着いたのが、大体22:30。
窓の外は、雪景色。
消防車が数台停まってた。
乗客はそのまま機内で待機。
機内、本当に狭かった!
前席との間が特に狭い!
やることないし、どこにも行けないし、
機内アナウンスもほぼ無いし、
状況がさっぱり分からない。
隣の夫のイライラも最高潮。
本当に苦痛しかなかった。
ようやくアナウンスがあったのが午前1時前。
既にぐったりな所への追い討ち。
「機体不具合箇所の修理ができません。機体交換のため、フィラデルフィアへ戻ります。」
えーーーーーーー!!!!!
さらに疲れ倍増。
「我々機長を含め、クルーも入れ替えのため、手配に少し時間を要します。皆さま、ご理解ありがとう!メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!」
ハッピーニューイヤーやあるかーーー!!!
フィラデルフィアに着いたのが、夜中の2:30。
一旦フライトはキャンセルされ、
全員自動的に次の代替便に振り替えられた。
次の出発は朝6時。
3日の観光予定が、1日消えた。
そして、極限状態に疲れている。
イライラは2人の関係も悪化させるし、
2日間のパリ旅行の良いイメージが1つも持てなかった。
8時間も機内にいて、またさらに8時間乗らなければならないのも、堪らなく苦痛だった。
ただただ、家に帰りたかった。
夫に相談し、
「返金可能か確認しよう」とカウンターに行って相談すると、
全額返金してくれるというではないか。
もうそこでキャンセル→朝イチの便でナッシュビルに帰る事になった。
せめてフィラデルフィアで一泊…と聞いてみたが、
さすがにそれは却下された。
朝イチの便まで、またも空港内でだらっと過ごした。
ホリデーの思い出は「フィラデルフィア空港」だけである。
幸いにも、エクスペディアで旅行保険をかけていたので、
ホテル代はすぐに返ってきた。
フライト代は、数回問い合わせの上、
1ヶ月半経ってバウチャーで全額返ってきた。
チェックイン時に払っていた座席代も全額返ってきた。
機材トラブルが原因とはいえ、
「行かない」と決めたのは私の都合。
バウチャーを頂いて、感謝している。
乗客全員にマイルの進呈もあった。
あと半年くらいで全部使いきれるかが心配。
夫には申し訳ないことをしたが、
その後のホリデー中に祖父の訃報を受け、
パリに行かなくて(行けなくて?)
本当に良かったと思っている。
またいつか、パリに行ってみたい。