カパールおじちゃんは阪神大震災を経験している。
とはいえ、あのときは名古屋にいて、
激震を経験していない。
すぐに戻りたかったが、
家の者の命で名古屋にとどまざるを得なかった。
今回の地震。被災地を故郷とする人、
異郷で知ったことが多いだろう。
帰るに帰れない。もどかしさを感じる。
同時に、見慣れた風景の惨状に心痛められていることだろう。
ある意味、その瞬間を共有できたほうが幸せだ。
自分だけ安全なところにいたとの負い目が付きまとう。
カパールおじちゃんも、純粋な被災者ではなく、
半被災者なところがあるからだ。
(どういうわけかおいらの人生、
こういう中途半端なものが多い(iДi))
そんな半可通から言わせてもらうと、繰り返される津波のシーン、
異郷で暮らす人には辛すぎるものがある。
テレビ的には美味しいのだろうが、
傷口に塩を塗りたくられる苦しさを覚える。
被災者本人も、次に行きたいと願っている。
あの津波のリフレーン、しばらく封印して欲しい。