愛情とは憐憫であり哀れみである。
私たちは自分自身のことも他の誰かのことも強く愛することなどできない。私たちにできるのは自らを、そして他人を哀れみ同情することだけだ。その哀れみの心を私たち全員が持ち続けることができるなら、この世界の過剰な残酷さの何割かはたちどころに消滅するだろう。人や自分を哀れむ心があれば、どうして私たちは互いに殺し合うことができるだろう。どうして互いに蔑んだり、傷つけあったりすることができるだろう。

…だからこそ自分自身が生まれてしまったことの根源的な哀しみを私たちは片時も忘れてはならない。

…あなたはまず、自分自身を哀しまねばならない。そうやって自分の「生」を心から哀れんだとき、初めてあなたは、あなたや私、あなたがいまだ見たことも話したこともないこの世界に生きるすべての人間、さらには死んでいったあなたと寸分違わぬ人間たち、この地上であなたと共に生きさせられている動物、植物たちへの深甚なる同情心を思い起こすだろう。

そのような憐憫と哀れみだけが私たちにとって尊い感情であり、私たちの心を根底から潤すのだ。      

白石一文

今年も借り物だけれど、
お誕生日おめでとうございます。

写しているだけなのに泣きそうだ、赤ちゃんのように。
絶対的な価値観をつくろうとせず、揺さぶられ続けてほしいな、私もだけど。感性が利いているってイノセント、あこがれる。

白石さんの大好きな作品がWOWOWでドラマ化、これは気になる。

今日は学校休みになったから買い物がてらふらふら探してしまった。そういうのはきっと見つからないと感覚的に知っているんだけどな。
今日は寒くなるらしいので風邪引かぬように。ね。








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