体温調整を行うはたらきもあり、
私たちが生きていくうえで
なくてはならない神経です。
この自律神経は
交感神経と副交感神経の2つで構成されていて
息を「吸う」ときには交感神経が優位になり
「吐く」時には副交感神経が優位になります。
この2つのバランスが崩れてしまうと
心身に様々な影響をもたらします。
ストレスを感じ
心身共に緊張した状態が続くと
身体は交感神経を緊張させて
「戦闘態勢」を作り出します。
この時、血液は内臓よりも筋肉に集中します。
つまり、身体全体で見れば
血行は決して良いとは言えない状態です。
血液が身体の隅々まで行き渡らないので
血行不良に近い状態と言えるのです。
この状態が長く続くと、
当然のことながら身体は疲弊し、
血行不良で体温も下がって
免疫力も低下してしまいます。
(ストレスが身体に悪いというのは、
こういう理由があるからなんですね!)
では、ストレスにより
交感神経が働きっぱなしになるとどうなるか?
一番わかりやすい症状は、
呼吸が浅くなるということ。
そして、血管は収縮した状態が
長く続くことになります。
これは、体温を下げることにつながり、
身体はどんどん冷えてしまうことになります。
体温が下がれば、
血管も冷え、血液中の脂分が固まって、
ドロドロ血行となってしまいます。
内臓に元気がなくなると
便秘にもなります。
呼吸がしっかりできていないだけで、
血流、血行は悪くなり、体温が下がり
新陳代謝は落ちるので
脂肪も燃焼されにくくなり
太りやすくなります。
太ってしまうと、下肢静脈瘤にも
なりやすい身体となってしまいます。
呼吸が浅く、酸素と栄養が
運ばれないことにより
身体の抵抗力は落ちてしまい、
風邪や血管の病気など
様々な病気にも影響が出てきます。。
頭痛なども起こすでしょう。
もうおわかりいただけたでしょうか。
血行不良は
全身すべての病気を引き起こすといっても
過言ではないのです
身体に酸素が充分に行き渡らないことは
細胞からしたら 一大事なわけです。
では、次に
呼吸と下肢静脈瘤の
関係性について説明します。
血液の流れ方として、動脈は心臓の拍動の
血行を促進させる呼吸
血行不良を改善するには、
息を深く吸って
ゆっくり吐きだすことがポイント。
目安としては、
「吸う」時の2倍の時間をかけて
「吐く」ことです。
また、口呼吸は呼吸が浅くなりがちなので、
吸うときには必ず鼻から吸いましょう。
吸った時は、お腹をへこませて。
吐く時にお腹を膨らませます。
深く吸って→ゆっくり吐きだす
これを10回程度繰り返していると、
リラックスし、
全身に酸素が行き渡ってきます。
日常的に行う事で、体調も良くなり
下肢静脈瘤にも効果が必ずありますので、
是非やってみてくださいね!
では、読んでいただき、
ありがとうございました!